vivo iQOO Neo9シリーズが中国にて発表されました。
まさかのファミコンスマホがvivoから
iQOO Neo9シリーズはSnapdragon 8 Gen 2・MediaTek Dimensity 9300を搭載したゲーミングスマホです。
カラーバリエーションの一つ「红白魂」は2023年に40周年を迎えた任天堂のファミコンにインスパイアされたカラーで、レザー素材です。
vivoの源流であるBBKは創業当初にファミコン互換機能を有する学習用コンピューター「小覇王遊技機」を販売する事業で大成功を収めており、ファミコン互換機の成功がなければ今日のvivoやiQOOブランドも存在しなかったと思われます。
(iQOOは公式には「I Quest On and On」の略称とされていますが、任天堂が過去に中国限定で販売していた「iQue」シリーズと掛けているのかもしれません)
iQOO Neo9 ProではMediaTek Dimensity 9300を搭載しており、Snapdragon 8 Gen 3に勝るとも劣らないほどの高い性能と省電力性能を持っています。
vivo独自のQ1チップも搭載し、144FPSフレーム補間が可能です。
iQOO Neo9はSoC以外はほぼ同じで、Snapdragon 8 Gen 2を搭載しています。Neo9 Proと異なりaptX Adaptiveに対応しています。
1.5K解像度・144Hzリフレッシュレート対応
iQOO Neo9のディスプレイは6.78インチ・1.5K解像度でフラットです。
144Hzリフレッシュレートに対応しており、8T LTPOで省電力性がアップしています。
フレーム補間は中国版ゲームに限定されるものの、iQOO 12と同じようにADBコマンドで全アプリに適用できるはずです。
Dimensity 9300のiQOO Neo9 Proの場合、原神では音声通話しながらでも30分平均59.4FPSを達成したそうです。
グローバル輝度は1400nitとのことです。
廉価モデルでありつつもベゼルが狭く、高級感あるデザインに仕上がっています。
厚みはガラス版で7.99mm、レザー版の红白魂だと8.34mmとのことで、重さは190gです。
120W充電対応5160mAhバッテリー
5160mAhと大容量なバッテリーを搭載しています。
120W急速充電に対応しています。
残念ながらUSB 2.0でコスト削減されています。
カメラの出っ張りは最小限に
vivo X100と同じ50MP SONY IMX920と50MP JN1超広角カメラが採用されており、画像処理アルゴリズムも共通です。
vivo X100シリーズだと円形のかなり大きなカメラバンプでしたが、iQOO Neo9シリーズでは出っ張りを抑えたデザインになっています。
ゲーミングスマホでありつつも、それなりに綺麗な写真を撮影できそうです。
対応バンドは
- 2G GSM:850/900/1800MHz
- 2G CDMA:BC0
- 3G WCDMA:B1/B4/B5/B6/B8/B19
- 4G TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41
- 4G FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B7/B8/B19/B28A
- 5G:n1/n3/n5/n8/n28A/n38/n40/n41/n77/n78
でY! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamo、IIJmioなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。
iQOO Neo9は2299CNY (税込約4.8万円) ~で購入できます。
タオバオでは中国語の適当な住所でカートに入れ、購入画面で日本の住所に変えて「官方集运-空运」を使えば注文できます。
iQOO Neo9 Proは2999CNY (税込約6.3万円) ~で購入できます。