vivo X100 Ultraレビュー。200MP望遠カメラでの10xテレマクロが綺麗なZEISSカメラスマホ

vivo X100 Ultra

vivo X100 Ultraを購入しました。

最高峰の性能を持つZEISSカメラスマホ

vivo X100 UltraはSnapdragon 8 Gen 3を搭載しています。

ZEISS T*コーティングのカメラを搭載し、1インチ SONY LYT-900での夜景撮影はもちろん200MP Samsung HP9での高精細な望遠撮影もできます。

全白1400nitのQHD+ディスプレイや5,500mAh容量のバッテリー、素早く認証できる超音波式指紋センサー、IP69 & IP68防水防塵などカメラ以外の部分も高い水準でまとまっています。

このレビューは12GB+256GB版・PD2366G_A_14.0.10.3.W10.V000L1で行っています。

  • 高い性能と省電力を両立するSnapdragon 8 Gen 3
  • 実測1400nitの明るいディスプレイ
  • 1インチセンサー + 200MP望遠カメラ搭載
  • 80W急速充電対応の5,500mAhバッテリー
  • 超音波式指紋センサーで高速認証
  • USB 3.2 Gen 1ポートで映像出力対応
  • ゲーム等のフレーム補間に対応
  • IP69 & IP68防水防塵
  • スペックを考えると妥当だが重い
  • 初期バージョンでは画像処理にバグあり
  • ニセモノの月しか撮れない
vivo X100 Ultra
OS Android 14
RAM 12GB / 16GB LPDDR5X
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0
SoC Snapdragon 8 Gen 3
ディスプレイ 6.78インチ
QHD+ 3200 x 1440
アスペクト比 20:9
120Hzリフレッシュレート
AMOLED
サイズ 164.07 × 75.57 × 9.23mm
重さ 229g
SIM nano SIM + nano SIM
リアカメラ 50MP (OIS / Sony LYT-900 IMX06A)
+ 50MP (超広角 Sony LYT-600 IMX882)
+ 200MP (OIS / 望遠 Samsung S5KHP9SP)
フロントカメラ 50MP (Samsung S5KJN1)
バッテリー 5,500mAh
USB端子 USB Type-C (USB 3.2 Gen 1)
バンド 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
2G CDMA: BC0
3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42
4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B66
5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n79

vivo X100 Ultra

説明書、保護ケースや充電ケーブル、充電器などが付属しています。

保護フィルムは最初から貼り付けられています。

付属品

ケースは側面や底面も保護できるしっかりとした作りです。

本体カラーに合わせた色合いで良いですね。

ケース

ディスプレイ:屋外でも見やすい

vivo X100 Ultraは6.78インチ QHD+ 3200 x 1440解像度のディスプレイを搭載しています。

残念ながらエッジディスプレイです。

元から貼り付けられているものは光沢フィルムなので、ミヤビックスさんにアンチグレアの保護フィルムを作成していただきました。

vivo X100 Ultra

配列はダイヤモンドピクセルです。

配列

明るさ自動調整オンで屋外にて輝度をLX-1336Bで計測すると、最大1437nitに達しました。

なお周囲の明るさに応じて高輝度モードが有効になる仕組みなので、自動調整がオフだと500nit程度しか出ません。

明るさ

nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

リフレッシュレートは120Hz対応です。

タッチサンプリングレートについては、ゲームモード中だと応答を高速にするオプションが出てきます。

ゲーム

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは300Hz程度でした。

3本指のジェスチャーが有効な状態でもマルチタッチしやすかったです。

タッチサンプリングレート

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は8.1ms、画面描画遅延は28.5msで合計36.6msでした。

ゲーミングスマホに並ぶほどではないものの、Xiaomi 14 Ultraより若干遅延が小さめです。

WALT

タッチ遅延とは?

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。

この数値が小さいほど、素早く反応するということです。

ゲーミングスマホでは25msほど、通常のスマホでは30~40ms前半が一般的です。

Widevine L1で、AmazonプライムビデオなどでHD画質でのストリーミング再生ができます。

L1

超音波式の画面内指紋認証センサーを搭載しており、認証は高速です。

中国内製化の波がここにも押し寄せており、長年採用してきたQualcomm製ではなく中国製に変わったことで認証できる範囲は一般的な光学式センサーと同程度になっています。

背面:指紋が付きにくい

背面はさらっとした手触りで、指紋汚れなどが付きにくいです。

vivo X100 Ultra

重さは232.7gです。

保護フィルムを貼った状態なので無しだともう少しだけ軽くなります。

最高峰のカメラ性能なので仕方がないものの、やはり重たいです…。

重さ

カメラ:高精細な望遠撮影が可能

vivo X100 Ultraは

  • 50MP (OIS / Sony LYT-900 IMX06A)
  • 50MP (超広角 Sony LYT-600 IMX882)
  • 200MP (OIS / 望遠 Samsung S5KHP9SP)

というトリプルカメラ構成です。

右上のカメラがダミーでULTRAと書いてあるのが少しダサい気がしますが、カメラサイズの都合でこの配置にするしかなかったのでしょう。

カメラ

手持ち撮影した写真はこちらに保存しています。

ビビッドやZEISSナチュラルといったモードが用意されており、Leica強制のXiaomiと違って彩度が高めな撮影もできます。

ナチュラルが一番好みなため、フードモードや夜景モードなど以外ではすべてナチュラルで撮影しました。

花

ZEISS T*コーティングのおかげもあってフレア・ゴーストが比較的発生しにくいです。

逆光

オートで撮影するだけで綺麗に撮影でき、1~3.7倍はもちろん10倍ズームをしてもディテールが大きく損なわれません。

夕焼け

設定でメインカメラの規定の焦点距離を選択できるようになっており、細かく調整しなくてもすぐ1.5倍ズームで撮影を始めるようなこともできます。

AI

ズーム時は文字などに処理が入り、ややソフトな印象になることがあります。

極端な文字処理はあまり行わないようで、小さく映った文字がぐちゃぐちゃになるようなことはありませんでした。

文字

100倍ズームで10m以上離れた場所にある看板の文字を撮影しても書いてある内容が分かる程度に劣化が抑えられており、これまでの「数字の大きさを競うために搭載しただけ」の高倍率ズームよりも実用性が増しています。

100倍

テレマクロで影を落とさずに近くのものをズームして撮影でき、物撮りなどに便利です。

3.7倍

スマホなど有機ELディスプレイの配列まで撮影できてしまうほどのズーム性能です。

(さすがに顕微鏡並の綺麗さにはならないですが)

ズーム

ただ、PD2366G_A_14.0.10.3.W10.V000L1の時点ではたまに判定がおかしくなるのかズーム時にディテールが失われた失敗写真ができたり、オートフォーカスが数秒間動作せずボケたままになったりすることがありました。

ソフト的な問題なのでじきに修正されるでしょう。

失敗

手ぶれ補正が強く、シャッターも素早く切れます。

走行中の車内から撮影してもブレずに撮影できることが多かったです。

OIS

夜景モードでは光源が少なくても肉眼よりも明るく撮影できました。

夜景

月の写真をオートで撮影してみると綺麗…だったのですが、さすがにこれはちょっとフェイクな気がします。

月

そこで月の写真をぼかしてディテールをなくした状態 (画像はこちら) にしてモニターに映して撮影してみたところ、元画像にない模様が付いた写真を撮影できてしまいました。

月だと認識したら、オートモードでさえ画像合成をして偽の月を作り出してしまうようです。

パラメータ調整ではなく無から有を生み出すのはお遊び用のスーパームーンモードだけにとどめて欲しかったです…。

プロモードでは最大ズーム倍率が制限されるため、vivo X100 Ultraで本物の月を撮影することは難しいです。

フェイクムーン

撮影モードは他にも数多く搭載されており、別売りのアタッチメントを利用した水中撮影や、VR機器を使って奥行きがある写真を楽しめる3D撮影といった面白いモードもあります。

撮影モード

ステージモードではライブなどで離れた座席からでも撮影しやすいようになっています。

動画撮影時は人の顔をある程度自動的に追跡してくれるようです。

ステージ

風景と建築物のモードでは建物を歪ませずに撮影できたり、ZEISS EDoFでボケをなくしたような撮影をしたりできます。

ZEISS EDoF

フードモードなどでは擬似的に絞り調整できる機能があり、ある程度はボケを調整できます。

フードモード

動画は8K@30fpsや4K@120fpsなどで撮影できます。

撮影中もスムーズにズームイン・ズームアウトできますが、レンズを切り替えられるわけではないようです。

動画

スピーカー:音の広がりは良い

vivo X100 Ultraはステレオスピーカー搭載です。

上部に左右非対称のスピーカー穴があるタイプで、音の広がりは良いです。

どちらかというとボーカルや高音が目立ち、低音が出ていません。

上部

スーパーオーディオ、オーディオ スーパー解像度といった機能もあります。

オーディオ

WALT Latency Timerでオーディオ出力遅延を計測すると33msでした。

WALT

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとAAC / aptX / aptX HD / aptX TWS+ / aptX Adaptive / LDAC / LHDCに対応していました。

ただしLHDCはvivo系のイヤホンでしか使えないよう制限されています。

Bluetooth

ポート:IP69/68防水で80W充電対応

vivo X100 UltraはIP69 & IP68防水防塵で、多少の水濡れは問題ありません。

80W急速充電対応の5,500mAhバッテリーを搭載し、ワイヤレス充電は30Wまでとなっています。

120W以上でないのは少し残念ではあるものの、カメラモジュールが大きすぎて120W対応にできるほどの空きスペースが無かったのだと思います。

USB 3.2 Gen 1対応で高速なデータ転送ができ、DisplayPort Alt Modeでの映像・音声出力にも対応しています。

USB Type-C

対応バンドは

  • 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
  • 2G CDMA: BC0
  • 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
  • 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42
  • 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B66
  • 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n25/n26/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78/n79

Y! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoなどのdocomo回線でも問題ないでしょう。

VoLTE通話も可能です。

VoLTE

電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。

側面も指紋が付きにくくなっています。

ボタン

性能:高解像度になった原神でも平均54FPS

vivo X100 UltraはSnapdragon 8 Gen 3を搭載しており、カメラだけでなく普段使いのアプリやゲームも高速に処理してくれます。

 

Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア1900・マルチコア5800、通常版でシングルコア2157・マルチコア6437でした。

差は小さいものの何度か計測しても偽装版のほうが低い結果になったので、パッケージ名判定での性能制御を行っているように思います。

Geekbench

パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

2024年現在はシングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア4140→2429で、温度上昇は36℃→46℃ (10℃上昇)でした。

Xiaomi 14 Ultraだと手で持てなくなるほどの高温にしてでもパフォーマンスを維持しようとするものの、vivo X100 Ultraはちゃんと人の手の限界を悟ってそこそこの性能 (といっってもSnapdragon 8+ Gen 1の最高値と同程度) に抑えてくれます。

デスクトップPCなら性能を追求するほうが良いでしょうが、スマホは手に持って使うものなので温度を無視した性能の維持よりも適度な発熱の抑制のほうが大事です。

3DMark

3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。

Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0ではスコア12866でした。

PCMark

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

2024年現在は8000以上あれば十分です。

UFS 4.0ストレージ、LPDDR5Xメモリを搭載しています。

CPDT Benchmarkで計測した結果では、上位陣には及ばないものの十分高速でした。

メモリコピーの速度はトップクラスです。

CPDT

ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

CPUの使用率が高い原神をMONSTER (パフォーマンス) モード・最高画質・60FPS設定・フォンテーヌ (水中→陸上) でプレイしてScene 7で計測すると、平均54.4FPSで1FPSあたり107.54mWの消費電力でした。

原神はバージョン4.7から高解像度になって負荷が高くなっている中、10分ほどは60FPS近くを維持できています。

長時間のプレイができるよう発熱や消費電力を抑える方向で調整されていて、スマホクーラーを付けられる状況ならトリガーとなる発熱を抑えられるのでもっと長く60FPS近くのままでプレイできます。

バッテリー温度は最大45.5℃程度まで上昇しました。持ちにくくなるほどの熱さは感じませんでした。

原神

電力効率と平均FPSとは?

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。

電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。

ゲームで電力効率が悪いスマホは他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。

 

平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。

(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)

GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルを最高画質・ピノコニー「黄金の刻」で黄泉の秘技を連打して15分プレイすると平均48FPSでした。

こちらは6分を過ぎたあたりから発熱を抑えるためのスロットリングが始まっています。

スターレイル

OS:グローバル版Xiaomiよりメモリに残りやすい

vivo X100 Ultraは残念ながら中国版しかなく、Playストアは別途APKMirrorなどから自分でインストールしないといけません。

Playプロテクト認定済みのため銀行アプリ等も使えますが、Android Auto、クイック共有やロケーション履歴などは利用できません。

日本語にはしっかり対応しており、設定→ディスプレイと明るさ→フォントスタイルで経典字体を選べば日本語フォントになります。

 

バックグラウンド動作を許可してアプリ履歴からロックダウンしてやらないとアプリが自動終了されてしまうものの、一度設定さえすれば原神と崩壊:スターレイルを2つともバックグラウンドに移して6時間後に開いてもどちらも終了されていませんでした。(バッテリーを異常に消費することもありませんでした)

グローバル版Xiaomi HyperOSを搭載したメモリ16GBのPOCO F6 Proだと同条件で設定しても2つともよく終了されていたので、ユーザーの意思を尊重したタスクキルになっているOriginOS 4のメモリ管理は優秀です。

vivo X100 Ultra

vivo V3+チップを搭載していることで、一部のゲームではスーパー解像度やフレーム補間を利用できます。

スーパー解像度についてはグローバル版原神でも利用できるものの、フレーム補間は使えませんでした。

解像度

ただしadb shellにて

gpid=`pidof -s com.miHoYo.GenshinImpact`
settings put system gamecube_frame_interpolation 1:4:$gpid:60:120

のようにADBコマンドを実行すれば原神や崩壊:スターレイル、ウマ娘などすべてのアプリで強制的にフレーム補間を有効化できます。

ゲームメニューを使う代わりにコマンドで強制的に有効化しているので、メニューにはフレーム補間は表示されません。

上のコマンドはベースが60FPSのゲーム向けで、他のゲームの場合コマンド構造はvivo X100 Proと同じなのでそちらを参考に変えてください。

4倍フレーム補間もコマンドを変えれば無理矢理できるものの、キャパを超えているようで動きが激しい場面でノイズ混じりのブレが発生することがありました。

フレーム補間

ダブルタップで画面オンオフや耳に近づけて受話といったジェスチャー操作に対応しています。

スケジュール設定して電源オンオフができるほか、バイブや機内モードもオンオフできます。Tasker要らずですね。

ジェスチャー

まとめ

  • 高い性能と省電力を両立するSnapdragon 8 Gen 3
  • 実測1400nitの明るいディスプレイ
  • 1インチセンサー + 200MP望遠カメラ搭載
  • 80W急速充電対応の5,500mAhバッテリー
  • 超音波式指紋センサーで高速認証
  • USB 3.2 Gen 1ポートで映像出力対応
  • ゲーム等のフレーム補間に対応
  • IP69 & IP68防水防塵
  • スペックを考えると妥当だが重い
  • 初期バージョンでは画像処理にバグあり
  • ニセモノの月しか撮れない

カメラ性能もゲーム性能も高く、普段使いに便利なスペックが詰まっています。

約230gという重さと分厚いカメラ周りがマイナスであるものの、最高峰のスペックを実現するためには仕方がありません。

発売してすぐのバージョンでさえ手軽に綺麗な写真撮影ができるため、今後のアップデートでさらに洗練されることに期待です。

 

vivo X100 Ultraは中国では6499CNY (税込約15万円) ~で購入できます。

6/17 16:00よりAliExpressでセールが始まるため、そのときに配布されるクーポンを使って買ったほうが安くなると思います。

AliExpressで購入する

GIZTOPで購入する

タオバオで購入する

vivoは過去の輸送事故の影響で日本へ発送ができない状況が続いていましたが、京東の公式ストアでも一時的に購入できるようになっていました。

ただ2024/06/14現在はまた購入不可に戻っており、京東で注文した人は「本体もカメラキットも届いた」「本体だけ届いてカメラキットは配送を拒否された」と対応がバラバラな状態です。

前にも設定ミスで日本発送可能→配送不可に戻ったことがあったので、今回も設定ミスだったのかもしれません。

京東で購入する

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技適の無い機器の使用は自己責任です。
中国版デバイスは日本語に対応していないものが多いため、ADBコマンドでの日本語化が必要です。
root化済み・非rootそれぞれのやり方はこちらの記事を参考にしてください。