Lenovo Legion Tab (8.8”, 5) 日本版を貸し出していただきました。
高性能な小型ゲーミングタブレット
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)は8.8インチのディスプレイやSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載したハイエンドなゲーミングタブレットです。
デュアルUSB Type-Cポートや9000mAhバッテリーも搭載しており、原神でのフレーム補間・アップスケーリングに対応したことでより滑らかな表示でプレイすることも可能となりました。
2026/07/19現在公式サイトでは119,680円で購入できます。
- 高い性能のSnapdragon 8 Elite Gen 5
- 原神の120FPSフレーム補間に対応
- 165Hz対応の8.8インチ画面
- Dolby Atmos対応ステレオスピーカー
- バイパス充電対応9000mAhバッテリー
- デュアルUSB-Cで使いやすい
- GPS位置情報取得対応
- 前モデルから少し重量アップ
| Lenovo Legion Tab (8.8”, 5) ZAH20015JP | |
|---|---|
| OS | Android 16 |
| RAM | 12GB LPDDR5T |
| ストレージ | 256GB UFS 4.1 Pro microSDカード対応 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| ディスプレイ | 8.8インチ 3040 x 1904 アスペクト比 16:10.02 165Hzリフレッシュレート LCD |
| サイズ | 206.5×128.5×7.6mm |
| 重さ | 360g (実測361.5g) |
| バッテリー | 9000mAh |
| USB端子 | USB Type-C x 2 |

ディスプレイ:どのアプリでも165Hzに
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)は8.8インチ・3040×1904解像度のディスプレイを搭載しています。

リフレッシュレートは最大165Hz対応です。
インテリジェント・最高・標準から選択でき、アプリごとに高リフレッシュレートを割り当てることも可能です。
そのままだと165Hz対応ゲームでしか165Hzが有効化されないのですが、開発者向けオプションで設定すればどのアプリでも165Hzにできるようになります。
なお、Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)は120Hzまでではスタイラスペンに対応しており、144Hzや165Hz時にはペンが使えない仕様となっています。

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、Movement Rateは平均480Hz程度でした。
ゲームモードでタップ感度やスワイプ応答性を調整できます。

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。
この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。
ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。
目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミング端末なら5~6倍程度になることが多いです。
WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は、120Hzリフレッシュレート時は平均36.7msでした。

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。
この数値が小さいほど、素早く反応するということです。
ゲーミング端末では25msほど、通常の端末では30~40ms前半が一般的です。
Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

ダブルタップで画面オンオフなどのジェスチャー操作に対応しています。

スピーカー:ゲーム中の迫力アップ
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)はステレオスピーカー搭載で、Dolby Atmosに対応しています。

ゲーム中には「ゲームサウンドエフェクト」が利用でき、全体的に音量がしっかりと出ており低音の迫力が増します。
音の広がりもよく、特にシューティングゲームなどでは相手の足音なども分かりやすいと思います。

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとLDAC / aptX Adaptive / aptX HD / aptX / AAC / SBCに対応していました。

ポート:2つのポートで同時利用も
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)はUSB Type-Cポートを2つ搭載しており、一方では高速なデータ転送&映像出力ができ、もう一方では充電やイヤホン接続などが同時にできます。

バッテリー容量は9,000mAhへと大きく増えており、68W急速充電が可能です。
バイパス充電に対応し、充電中のゲームプレイ時にバッテリーへの負荷と発熱を抑えられます。

microSDカードスロットがあり、容量追加することもできます。

Wi-Fi 7 (802.11be) や6GHzに対応し、リンク速度は2882Mbpsでした。
中国版であるLenovo Legion Y700 Gen 5だと6GHzが使えず1441Mbps止まりなので、やはり国内版のほうがしっかりWi-Fi 7の恩恵をフルに活かせます。

セルラーモデルはないものの、GPS位置情報取得には対応しています。
A-GPSが使えないこともあり測位スピードや精度はスマホに少し劣りますが、Pokemon GOなど位置情報ゲームをプレイする分には問題ありません。
SIMを別途用意しなくてもポケットWi-Fiやテザリングで済ませられるのは良いですね。

近接センサーやジャイロスコープなどのセンサーを搭載しています。

重さは361.5gです。
前モデルよりバッテリー容量が大きくなった代わりに少し重たくなってしまいました。

性能:原神のフレーム補間に対応
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)はSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載しています。
Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア3640・マルチコア10712、通常版でシングルコア3545・マルチコア10591でした。
大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。
通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。
メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。
そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。
シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。
ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。
パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア7490→5376(安定度71.8%)でした。

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。
スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。
あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。
Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア16414でした。

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
8000以上あれば十分です。
UFSストレージ、LPDDR5Xメモリを搭載しています。
CPDT Benchmarkで計測した結果ではリード・ライトともにトップクラスの速度でした。
ゲームの読み込みなどの高速化につながる一方、フル性能を出すことで発熱が大きくなるデメリットはあります。

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。
ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。
CPUの使用率が高い原神をパフォーマンスモード・すべての画質オプションを最高に設定・60FPS設定にした状態でナド・クライにて30分プレイしてSceneで計測すると、平均59.4FPSで1FPSあたり101.35mWの消費電力でした。
バッテリー温度は最大41.7℃程度まで上昇しました。
かなり安定したフレームレートが出ています。

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。
電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。
ゲームで電力効率が悪い端末は他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。
平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。
(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)
GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルをパフォーマンスモード・画質オプションすべて最高設定・60FPS設定で30分プレイすると平均51.0FPSで1FPSあたり170.78mWの消費電力、バッテリー温度は最大47.1℃程度でした。
原神での結果に比べると最適化されていないようで電力効率が悪く、バッテリー消費も発熱も大きめになってしまいます。

原神ではゲーム超解像度 (アップスケーリング) とゲームフレーム補間が利用できるようになっており、120FPSの滑らかな表示でプレイができます。
外部チップではなくGPUで処理されるため、画面が白っぽくなったり遅延が目立ったりはしません。

ゲームモードでは「ゲーミングビュー」というオプションもあり、24:10や32:9などワイドな表示に切り替えられます。

横方向に表示できるエリアが増えるため、シューティングゲームなど周囲の状況を一目で見られるようにしたい場合に便利だと思います。

また、「AIコンボ」というマクロ機能も用意されており、画面の操作を記録してボタン一つで再現できます。
チート扱いされる可能性があるのでオンライン対戦ゲームには使えませんが、一人プレイなら面倒な繰り返し作業や複雑なコンボを楽にできるようになります。

まとめ
- 高い性能のSnapdragon 8 Elite Gen 5
- 原神の120FPSフレーム補間に対応
- 165Hz対応の8.8インチ画面
- Dolby Atmos対応ステレオスピーカー
- バイパス充電対応9000mAhバッテリー
- デュアルUSB-Cで使いやすい
- GPS位置情報取得対応
- 前モデルから少し重量アップ
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)は原神の最適化が進み、前モデルに比べると低い消費電力で60FPSを維持できるうえ、フレーム補間や超解像度でより滑らかで綺麗な表示でのプレイも楽しめるようになりました。
GPS位置情報取得にも対応したおかげでナビ用途や位置情報ゲームのプレイにも使えます。
Lenovo Legion Tab (8.8”, 5)は2026/07/19現在公式サイトでは119,680円で購入できます。
