HONOR Magic8 Pro Airレビュー:実測160gと軽量ながらD9500や望遠カメラ、eSIM搭載の高性能スマホ

HONOR Magic8 Pro Air

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薄型軽量なのに高スペックなスマホ

HONOR Magic8 Pro AirはハイエンドSoCと大容量バッテリーを搭載しながらも、重さ155g・厚み6.1mmに抑えられた薄型軽量スマホです。

MediaTek Dimensity 9500を搭載しており、薄型な都合上長時間のゲームには不向きですが原神ぐらいであれば30分平均59.2FPSを維持できる程度のパフォーマンスを出してくれます。

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このレビューは12GB+256GB版で行っています。

  • MediaTek Dimensity 9500搭載
  • 重さ実測160gで軽い
  • スリムながら5,500mAhの大容量バッテリー
  • ワイヤレス充電やバイパス充電にも対応
  • 中国版なのにeSIM対応
  • IP68・IP69防水防塵
  • 薄型なので仕方ないものの、放熱は弱め
  • スピーカー音質はあまり良くない
  • アシスタントやADB設定などに少しクセあり
項目 HONOR Magic8 Pro Air
OS Android 16
RAM 12GB / 16GB
ストレージ 256GB / 512GB / 1TB
SoC MediaTek Dimensity 9500
ディスプレイ 6.31インチ
2640 x 1216
120Hzリフレッシュレート
OLED
サイズ 150.5 × 71.9 × 6.1mm
重さ 約155g
SIM nano SIM + nano SIM または eSIM
リアカメラ 50MP メイン (OV50Q 1/1.3インチ, f/1.6, OIS)
50MP 超広角 (OV50D f/2.2, 112°, 2.5cmマクロ)
64MP 潜望鏡望遠 (OV64B 3.2x 光学, f/2.6, OIS)
フロントカメラ 50MP (OV50D f/2.0)
バッテリー 5500mAh (80W 有線 / 50W 無線)
USB端子 USB Type-C (USB 2.0)
バンド 5G NR:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18(824-830/869-875MHz)/n20/n26(824-849/869-894MHz)/n28A /n38/n40/n41/n66(1710–1770/2110–2170MHz)/n77/n78/n48
LTE FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18(824-830/869-875MHz)/B19/B20/B26(824-849/869-894MHz)/B28A/B66(1710–1770/2110–2170MHz)
TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48
WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
GSM:B2/B3/B5/B8
(公式サイトでは非公表、上記は荣耀客服CSの回答)

HONOR Magic8 Pro Air

本体は薄型ですが箱はゴツめです。

充電器、USBケーブル、専用の保護ケースが付属しています。

ケースは何故か左右の側面が一切保護されていないタイプなので、しっかりとした保護を求める方はサードパーティー製ケースを探さないといけません。

画面には最初から保護フィルムが貼り付けられていました。

付属品

充電器は残念ながら100V地域では66Wまでに制限されるタイプです。

充電器

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ディスプレイ:明るいフラット画面

HONOR Magic8 Pro Airは6.31インチ2640×1216解像度のOLEDディスプレイを搭載しています。

画面の端が湾曲していないフラットディスプレイを採用しているため、ゲームプレイ時の誤タッチが起きにくく端まで見やすいです。

超音波式の指紋認証センサーを搭載しており、高速な認証をしてくれます。

ディスプレイ

配列はダイヤモンドピクセルです。

配列

明るさを最大にして全白画像を表示した状態で輝度をLX-1336Bで計測すると、最大973nitに達しました。

明るさ

nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

リフレッシュレートは120Hz対応で、アプリ個別に設定できるようになっています。

リフレッシュレート

内部的には90Hzリフレッシュレートや1980×980の低解像度モードにも対応しているようです。

ディスプレイ

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均120Hz程度でした。

タッチサンプリングレート

タッチサンプリングレートとは?

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。

この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。

ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。

目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は合計39.1msでした。

WALT

タッチ遅延とは?

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。

この数値が小さいほど、素早く反応するということです。

ゲーミングスマホでは25msほど、通常のスマホでは30~40ms前半が一般的です。

Widevine L1のため、ストリーミング再生時にはHD画質で再生できます。

HONOR WIN RTでは残念ながらWidevine L3だったので、L1対応している点は嬉しいですね。

DRM

ただ、一方で明るさやコントラストを上げる「スーパーダイナミックディスプレイ」や鮮明度と色を強化する「ビビッドディスプレイ」はYouTubeなどで使えないようになっています。

背面:薄型ながら望遠カメラ搭載

背面はマット加工されており、指紋汚れなどが付きにくいです。

軽量スマホだとはいえ、あまり安っぽさは強く感じません。

HONORには独自のデザイン美学はないので、ほぼ林檎そのままのデザインが採用されています。

HONOR Magic8 Pro Air

重さは実測で160.3g。

最近のハイエンドスマホは平気で200gを超えてきますし、5,500mAh容量のバッテリーを搭載しつつこの軽さを実現しているというのは素晴らしいです。

重さ

HONOR Magic8 Pro Airは

  • 50MP メイン (OV50Q 1/1.3インチ, f/1.6, OIS)
  • 50MP 超広角 (OV50D f/2.2, 112°, 2.5cmマクロ)
  • 64MP 潜望鏡望遠 (OV64B 3.2x 光学, f/2.6, OIS)

というトリプルカメラ構成です。

手持ち撮影した写真はこちらに保存しています。

日中ならそこそこ綺麗に撮影できます。

ズーム時は少し彩度が高めになりがちです。

残念ながらテレマクロ撮影はできず、36cmほど離れた位置からでないと望遠カメラでは撮影できません。

マクロ

ズーム時の一部分を切り取ってみると、細かな文字の潰れは最小限に抑えられていました。

ズーム

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スピーカー:音量はそこそこ出る

HONOR Magic8 Pro Airはステレオスピーカー搭載です。

USB Type-C

上部側面にスピーカー穴があるタイプで、左右非対称です。

薄型なのでやはり音質はあまり良くなく、低音も高音も控えめで聞こえにくいです。

音量はそこそこ出ており、50%ほどにすると背面が振動します。

HONOR Soundに対応しているようですがスピーカーでは無効化されているのか設定に項目がなく、イヤホン接続時にしかオンにならないようになっています。

上部スピーカー

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとAAC / aptX / aptX HD / LDAC / LHDCに対応していました。

LHDC V5対応イヤホンはメーカー縛りがなく、他社のものでも利用できます。

Bluetooth

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ポート:薄型スマホながらワイヤレス充電対応

HONOR Magic8 Pro Airは5,500mAh容量のバッテリーを搭載しており、薄型とはいえ普通のスマホに引けを取らないほどです。

USB Type-C

80W急速充電に加えて、50Wワイヤレス充電も可能です。

バッテリー

充電を遅らせたりストップしたりするオプションがあり、バッテリー寿命を延ばせます。

画面オフ時に通知を来させるには、「端末スリープ時も接続状態を維持」をオンにしないといけません。

ダイレクト給電 (バイパス充電) はゲームとして登録したアプリでのみ使えます。

バイパス給電

対応バンドはカスタマーセンターによると

  • 5G NR:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n26/n28A /n38/n40/n41/n66/n77/n78/n48
  • LTE FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28A/B66
  • TD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48
  • WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
  • GSM:B2/B3/B5/B8

とのことで、Y! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoなどのdocomo回線でも概ね問題なさそうです。

nano SIM + nano SIMのデュアルSIMに加えて、nano SIM + eSIMで使うこともできます。

89034011で始まるEIDでした。

中国版だというのにIIJmioなどのeSIMを使えるのは良いですね。

eSIM

Wi-FiではWi-Fi 7に対応しリンク速度は2882Mbpsで接続できたものの、中国版なので6GHzは無効化されています。

また、少しアンテナ感度が弱いのか他のスマホだと問題ない距離でも1400Mbpsなどに落ち込むことがありました。

    Wi-Fi 7

    電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。

    下側にあるのはAIボタンです。

    ボタン

    電源ボタンのほうは好きなアプリの起動なども割り当てられるので便利です。

    ダブルタップで画面オンオフや指関節でのジェスチャ操作なども設定できます。

    AIボタンはカスタマイズ性がないので微妙です。

    YOYOアシスタントを使わない場合はただの電源ボタンの代わりにしかなりません。

    AIボタン

    性能:原神はOK、長時間プレイに課題

    HONOR Magic8 Pro AirはMediaTek Dimensity 9500を搭載しています。

    基本的に省電力なものの薄型軽量スマホなので放熱性能は弱めで、スロットリングが早く起きやすいです。

     

    Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア1829・マルチコア7174、通常版でシングルコア3053・マルチコア9852でした。

    大きな差が出ているため、パッケージ名判定での性能制御を行っているようです。

    CPU

    パッケージ名偽装の必要性

    AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

    通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

    メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

    そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

    こちらの記事で詳しく解説しています。

    Geekbenchのスコアとは?

    背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

    普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

    シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

    ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

    パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testでは、残念ながら途中で「ご利用の端末の温度が高くなっています」と出て強制終了されてしまいました。

    3DMarkのスコアとは?

    Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

    スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

    あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。

    Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。

    ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア13704でした。

    PCMark

    PCMarkのスコアとは?

    ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

    高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

    8000以上あれば十分です。

    CPDT Benchmarkで計測した結果では、最近のスマホとしてはやや遅めでした。

    発熱を抑えるためストレージ性能を控えめにしているのだと思います。

    CPDT

    ストレージ性能とは?

    シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

    ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

    CPUの使用率が高い原神をパフォーマンスモード、すべての画質オプションを最高に設定、60FPS設定、ナド・クライで30分プレイしてSceneで計測すると、平均59.2FPSで1FPSあたり65.04mWの消費電力でした。

    バッテリー温度は最大42.4℃程度まで上昇しました。

    電力効率が良く安定したフレームレートが出ているものの、放熱が弱めなのでより長時間のプレイになると発熱による性能制御が始まりそうです。

    原神

    電力効率と平均FPSとは?

    1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。

    電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。

    ゲームで電力効率が悪いスマホは他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。

     

    平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。

    (細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)

    GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルをパフォーマンスモード・画質オプションすべて最高設定・60FPS設定・ピノコニー「黄金の刻」で黄泉の秘技を連打して30分プレイすると平均45.2FPSでした。

    1FPSあたり122.8mWの消費電力で、バッテリー温度は最大46.7℃程度でした。

    スロットリングが早々に起きており、原神以外だとフレームレート維持をすぐ諦めてしまうようです。

    崩壊:スターレイル

    原神ではFPSブーストと呼ばれる機能が使えます。

    表示上は最大60FPSのままであまり滑らかになったように感じないので、フレーム補間ではなくチューニングを変えることでフレームレートを維持する機能なのかもしれません。

    崩壊:スターレイルなど他のゲームではFPSブーストは使えず、画質強化のみが使えます。

    FPSブースト

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    OS:ややクセはあるが日本語対応

    HONOR Magic8 Pro Airが搭載しているAndroid 16ベースのMagicOS 10は日本語にしっかり対応しています。

    APKMirrorなどでPlayストアのAPKをダウンロードしてインストールすればPlayストアを使えます。Playプロテクト認定済みのため銀行アプリ等も使えます。

    クイック共有やロケーション履歴などは利用できません。

    多言語対応

    フォントについては、zFont 3などでフォントを.hwt形式に変換した後内部ストレージ→Honor→Themesフォルダの中に保存することで、フォント設定から変更できるようになります。

    McMejiroフォントは下のリンクからダウンロードできます。

    フォントをダウンロード

    アシスタントアプリであるYOYO Agentはオフにしようとしても復活するため、「かこって検索」を使いたい場合はADBコマンドで無効化する必要があります。

    PCを使うのが面倒、という場合はCanta Debloaterを使えばShizukuを使ってスマホ単体で無効化できます。

    YOYO Agentを無効化した後はアシスタントアプリにGoogleを指定し、MiCTSアプリを入れて電源ボタン2回押しでの起動を割り当ててしまえば「かこって検索」を使えるようになります。

    注意点としてUSBデバッグやアシスタント設定周りの挙動が変で、接続解除時などに勝手にUSBデバッグがオフになったり、アシスタントでGoogleを指定し直さないとMiCTSの起動に失敗することがあります。

    また、USBデバッグはHONOR IDでログインしないとオンにできません。

    かこって検索

    まとめ

    • MediaTek Dimensity 9500搭載
    • 重さ実測160gで軽い
    • スリムながら5,500mAhの大容量バッテリー
    • ワイヤレス充電やバイパス充電にも対応
    • 中国版なのにeSIM対応
    • IP68・IP69防水防塵
    • 薄型なので仕方ないものの、放熱は弱め
    • スピーカー音質はあまり良くない
    • アシスタントやADB設定などに少しクセあり

    HONOR Magic8 Pro Airは高性能ながら薄くて軽いため、スマホはできるだけ軽いほうが良いけれど性能が落ちるのは嫌だ、という方にぴったりです。

    これ一台でカメラやゲーム用途にも十分なスペックですし、日本語やeSIM対応もあり普段使いのメイン機にしやすいと思います。

     

    2/8 16:59まで先着クーポンJPCD13を使うと121,003円で購入できます。(スマホアプリで開けない場合はこちらで探してください)

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