GEEKOM XT13 Proをいただきました。
USB4ポートや2.5GbEなどてんこ盛り
GEEKOM XT13 ProはIntel 第十三世代 Core i7-13620HまたはCore i9-13900Hを搭載しているミニPCです。
今回はCore i9-13900H・メモリ32GB・ストレージ2TBのバージョンをレビューします。
コンパクトでありつつもポートは豊富で、eGPUやモニター接続などもできるUSB4ポートは2つも搭載されています。
【GEEKOM公式サイトGEEKOM XT13 PRO I9-13900H/I7-13620H】
電源アダプターのほかHDMIケーブルやVESAマウントも付属しています。
電源ケーブルは3ピンタイプです。
机の上に置いても邪魔にならない
GEEKOM XT13 Proは高性能でありつつも117 x 111 x 38.5mmというコンパクトサイズです。
VESAマウントもできるので机の上に置くだけでなく、モニター背面や机の下などに取り付けるようなこともできます。
上部はホワイトで清潔感があります。
重さは554gで、比較的軽量です。
豊富なポート
背面にはUSB4のUSB Type-Cポートが2つあり、理論値最大40Gb/sという速度で4K・8K解像度のモニターへの映像出力もできます。
外付けGPU (eGPU) を用意してUSB4ポートに接続すれば、グラフィック重視のゲームなども快適にプレイできるようになります。
高速な通信ができる2.5GbE有線LANポートに加え、USB 3.2 Gen 2とUSB 2.0のUSB Type-Aポート、HDMIポート2つもあります。
また、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.2にも対応し無線通信もバッチリです。
電源アダプターとUSB Type-Cケーブルがあればモニターに接続して使えます。
持ち運んで使う場合、HDMIケーブルだと映像出力しかできませんがUSB Type-Cケーブルなら移動中のスマホの充電などにも使えますし、荷物を少しでも減らせるのは良いと思います。
ケンジントンロックがあるため、盗難防止をしたい場合に役立ちます。
GEEKOM AE7よりも網目が大きいため、中身が見えやすくなっています。
底面に横長なゴム脚が付いており、滑りにくくなっています。
小型ながら高い性能
Intel Core i9-13900HはTDP 35Wで、周波数は最大5.4 GHzです。
CINEBENCH R23ではシングルコア1736、マルチコア11368 ptsとなりました。
CPU負荷が高い状態でも動作音は40dBほどで、あまりうるさくありません。
ファイナルファンタジーXIVのベンチマークではFSRを使用時でスコア1293となりました。
解像度やグラフィック設定を少し下げることでスムーズなプレイができそうです。
ストレージは2TBと大容量で、Acer SSD N7000が採用されています。
十分高速なものの、ランダムリードのRND4K・Q1T1の結果だけ妙に遅かったです。
SATA用のM.2 2242 key-Bスロットもあり、さらに容量を増やすこともできます。
メモリは32GBで、Chromeでタブを大量に開いても余裕があります。
メモリはWodposit DDR4-3200 WPBH32D408SWM-16G 2枚が採用されています。
Windows 11 Proをプリインストールしているおかげで、リモートデスクトップなどの機能も利用できます。
デフォルトだとキーボードレイアウトがUS配列になっているため、セットアップ時には記号入力を間違えないようにしてください。
設定→時刻と言語→言語と地域→オプションの「キーボードレイアウト」で日本語キーボードを選んで再起動すると日本語配列にできます。
公式サイトでは137,000円で販売されており、7月30日まで弊サイト限定クーポンXT13adp5000にて5,000円オフとなります。
Amazonでは07/05現在139,000円で、7/30まで弊サイト限定クーポンXT139adp5offを使うと5%オフになります。
Core i7-13620H版は07/05現在94,900円となっており、7/30まで弊サイト限定クーポンXT137adp5offを使うと5%オフになります。