GEEKOM NUC AE7をいただきました。
高性能ながらコンパクト
GEEKOM NUC AE7はAMD Ryzen R9-7940HSを搭載しているミニPCです。
TSMCの4nm FinFETプロセスで製造されているモバイル向けCPUで、Intel Core Ultra 9 185HやIntel Core i7 13700HXに並ぶほどの性能があります。
【GEEKOM公式サイトGEEKOM AE7 R9 7940HS】
電源アダプターのほかHDMIケーブルやVESAマウントも付属しています。
電源ケーブルは3ピンタイプです。
電源アダプターには菱形PSEマークがあります。
机の上に置いても邪魔にならない
GEEKOM NUC AE7のサイズは112.4 x 112.4 x 37 mmとコンパクトで、邪魔になりにくいです。
VESAマウントもできるので机の上に置くだけでなく、モニター背面や机の下などに取り付けるようなこともできます。
重さも572.4gと比較的軽量です。
豊富なポート
GEEKOM NUC AE7の背面にはUSB4とUSB 3.2 Gen 2のUSB Type-CポートやUSB 3.2 Gen 2とUSB 2.0のUSB Type-Aポート、HDMIポート2つ、有線LANポートが揃っています。
USB Type-CポートはUSB PDやDisplayPort Alt Modeでの映像出力に対応していますし、電源ケーブルとUSB Type-CケーブルがあればHDMIケーブルを用意しなくともモニターに接続して使えます。
GEEKOM NUC AE7はCPUこそパワフルなもののGPU性能は低いという弱点があるため、外付けGPU (eGPU) を用意してUSB4ポートに接続すればゲームなども快適にプレイできるようになります。
側面にはSDカードスロットもあります。
メタリックなメッシュになっており格好良いです。
ケンジントンロックがあるため、盗難防止をしたい場合に役立ちます。
底面にゴム脚が付いており、滑りにくくなっています。
分解するとM.2 2230スロットがあるものの、Wi-Fiに使われているので空きがありません。
小型ながら高い性能
GEEKOM NUC AE7はAMD Ryzen R9-7940HSを搭載しており、原神などのCPUリソースをメインに使うゲームであれば50FPS以上でプレイできるほどの性能があります。
CINEBENCH R23ではシングルコア1789、マルチコア14617ptsとなりました。
CPU負荷が高い状態でも動作音は42dBほどで、あまりうるさくありません。
GPUはあまり性能が高くない (といっても内蔵GPUとしてはかなり高いです) ため、ファイナルファンタジーXIVのベンチマークではFSRを使っていてもスコア876、動作困難となりました。
解像度やグラフィック設定をかなり下げないとスムーズなプレイはできなさそうです。
ストレージは1TBでWodposit NVMe SSDが採用されています。
ハイエンドなストレージに比べればやや遅めなものの、普段使いには十分でしょう。
メモリは32GBで、Chromeでタブを大量に開いても余裕があります。
メモリはCrucial DDR5-5600 SODIMM CT16G56C46S5です。
Windows 11 Proをプリインストールしているおかげで、リモートデスクトップなどの機能も利用できます。
一つ注意点として、デフォルトだとキーボードレイアウトがUS配列になっているため、セットアップ時には記号入力を間違えないようにしてください。
設定→時刻と言語→言語と地域→オプションの「キーボードレイアウト」で日本語キーボードを選んで再起動すると日本語配列にできます。
公式サイトでは109,990円で販売されており、7月30日までは専用割引コードAE7adps5000
にて5,000円オフとなります。
Amazonでは7月中旬頃に入荷する予定とのことです。