Alphawolf APad2をいただきました。
格安8.4インチタブレット
Alphawolf APad2は8.4インチディスプレイを搭載したタブレットです。
Alphawolf APad1と同じくMediaTek Helio G99を搭載しており、解像度が1920×1200 → 2560 x 1600へと向上しストレージは256GBへと増量されています。
説明書、充電ケーブル、充電器が付属しています。
ディスプレイ:格安ながら2560 x 1600解像度
Alphawolf APad2は8.4インチ2560 x 1600解像度のディスプレイを搭載しています。
FHDよりも高精細で、格安タブレットにありがちなHD解像度と違って文字がくっきり見えます。
マルチタッチは3本指までの対応でコストカットされているものの、リフレッシュレートはちゃんと60Hz対応です。
ゴーストタッチ (タッチに反応しない・途切れる) は発生しませんでした。
彩度や視野角は特に問題ありません。
マンガでは見開き表示ができ、アスペクト比が16:10なので左右の余白があります。
動画では上下に若干黒帯が出ます。
1080p解像度で再生しても、特段突っかかりなく再生できました。
明るさは最大で523nitほどでした。
格安タブとしては明るめです。
照度センサーがないので明るさは自動調整できず、手動で変える必要があります。
加速度センサーやジャイロスコープは搭載しているので、モバイルデータ通信・GPSと合わせてポケモンGOのような位置情報ゲームもプレイできます。
コンパスの精度は悪く、80°ほどズレた表示になるため方角はアテになりません。
Widevine L1対応で、高画質なストリーミング再生が可能です。
背面:技適シールあり
背面はメタリックであまり指紋が目立ちにくいです。
冬場はひんやりとするので、ケースがあったほうが良いかもしれません。
技適マークが書かれたシールが貼られており、剥がれると無効になる恐れがあるため要注意です。
重さは368.2gです。
スピーカー:ながら聞きなどには十分
Alphawolf APad2のスピーカーはボーカルが目立ちやすく低音や高音の迫力・クリアさには欠けるため、音質を求めない動画再生・ながら聞き向きです。
バッテリー容量は6500mAhで、USB Type-C充電ができます。
イヤホンジャックがあるため、有線イヤホンを変換アダプターなしに使えます。
microSDカードとnano SIMに対応しており、容量追加が可能です。
BluetoothではAACとLDACコーデックに対応しています。
データ通信とGPS対応のおかげで外出先でも使いやすいです。
VoLTE通話も可能でした。
GPS位置情報取得については屋内でも測位できるぐらいで、素早く現在地を把握できます。
みちびきには対応していないものの、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouの4種に対応しています。
電源ボタンや音量ボタンは正面から見て右上にあります。
性能:必要最低限
Alphawolf APad2はMediaTek Helio G99を搭載しています。
Geekbench 6ではシングルコア702・マルチコア1806でした。
背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。
シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。
ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア9112でした。
普段使いできる最低限度の性能といったところで、ミドルレンジスマホ等に比べれば動作が遅めなものの、もっさりとはしない程度の動きをしています。
ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
8000以上あれば十分です。
ストレージはそこそこの速度です。
まとめ
動画再生や電子書籍閲覧には支障ない程度のスペックで、若干動作が重ためではあるもののポケモンGOなどもプレイできます。
2560 x 1600解像度で60Hzリフレッシュレート対応とこれまでの他社の格安8インチタブよりは良いディスプレイですし、片手で持ちやすいサイズ感のタブレットが欲しい方におすすめです。
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