ALLDOCUBE Ultra Padをいただきました。
大画面なタブレット
ALLDOCUBE Ultra PadはSnapdragon 7+ Gen 3を搭載したミドルレンジタブレットです。
普段は格安タブレットを販売していることが多いALLDOCUBEですが、ALLDOCUBE Ultra Padでは7+ Gen 3のおかげで軽めのゲームなども快適にプレイできるほどの高い性能があり、MediaTek Helio G99などのローエンドSoCではパワー不足だった、という方におすすめです。
ディスプレイは約13インチとかなり大きく、144Hzリフレッシュレートに対応しており滑らかな表示が可能です。
(ちなみに当初は名前がALLDOCUBE iPlay70 Ultraだったようで、GoogleからはiPlay70 Ultraとして認識されます)
楽天市場では商品ページで手に入るクーポンを適用すると9月10日 11時より44,999円で購入できます。
- 普段使いが快適なSnapdragon 7+ Gen 3
- 144Hzリフレッシュレート対応
- 約13インチの2.8Kディスプレイ
- 15,000mAh大容量バッテリー
- 8基スピーカー
- USB 3.1 Gen 2ポートで映像出力
- microSDカード対応
- バイパス給電には非対応、33W充電のみ
- 画面ロック誤判定など細かなバグあり
| ALLDOCUBE Ultra Pad | |
|---|---|
| OS | Android 15 |
| RAM | 12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB UFS 3.1 |
| SoC | Snapdragon 7+ Gen 3 |
| ディスプレイ | 12.95インチ 2880 x 1840 アスペクト比 16:10.22 144Hzリフレッシュレート LCD |
| SIM | — |
| リアカメラ | 13MP |
| フロントカメラ | 5MP |
| バッテリー | 15,000mAh |
| USB端子 | USB Type-C (USB 3.1 Gen 2) |
目次
保護フィルムは最初から貼られています。
滑りが悪いため、気になる場合は剥がした方が良いと思います。
ディスプレイ:高解像度な大画面
ALLDOCUBE Ultra Padは12.95インチ2880 x 1840解像度のディスプレイを搭載しています。
アスペクト比は16:10.22となっていて、マンガの見開きをしたときは左右に少し余白ができます。
アスペクト比16:9の動画を見るときは上下に小さく黒帯が出ます。
Snapdragon 7+ Gen 3のおかげもあって動作がスムーズで、大画面・高解像度という描画負荷の高さを物ともしません。
色温度は調整できるようになっています。
明るさを最大にして全白画像を表示した状態で輝度をLX-1336Bで計測すると、最大414nitでした。
明るさの自動調整に対応しており、そこそこ機敏に反応してくれます。
明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。
屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。
ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。
リフレッシュレートは144Hz対応で、120Hzも選べます。
アプリ個別には設定できません。
タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均120Hz程度でした。
画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。
この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。
ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。
目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。
Widevine L1で、AmazonプライムビデオやNetflixなどで高画質なストリーミング再生ができます。
背面:メタリック
背面はメタリックで指紋はやや付きにくくなっています。
残念ながらカメラは出っ張っているため、机に置いたときは少しガタガタします。
角の部分はあまり丸く処理されておらず、持ったときの感触は少し悪いです。
技適マークはシールで貼り付けられているので、剥がさないようにしましょう。
重さは712.5gです。
スピーカー:8基搭載
ALLDOCUBE Ultra Padは8基・オクタスピーカー搭載です。
ボーカルがクリアに目立って聞こえ、音の広がりは良いです。低音はベースなど重低音は少し聞こえにくいものの、ドラムなどの迫力は十分です。
音量もしっかり出ているため、周りが少しうるさい場所で使う時に便利です。
Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとAAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / LDACに対応していました。
ポート:大容量バッテリー、ただし33W
ALLDOCUBE Ultra Padは15,000mAhもの大容量バッテリーを搭載しています。
ただ残念ながら充電速度は最大33Wのため、充電には時間が掛かります。
また、バイパス給電にも非対応です。
格安タブレットとしては珍しくUSB 3.1 Gen 2ポートのため高速なデータ転送ができ、DisplayPort Alt Modeでの映像・音声出力にも対応しています。
電源ボタンや音量ボタンは上部側面に固めて配置されています。
microSDカードでの容量追加に対応しているため、動画を大量にダウンロードして再生したいという人も安心です。
Wi-Fi 6Eに対応しており、リンク速度2593Mbpsで接続できました。
磁気や輝度、加速度センサーは搭載していますが、ジャイロや近接センサーは非搭載です。
性能:普段使いに十分な高性能
ALLDOCUBE Ultra PadはSnapdragon 7+ Gen 3を搭載しており、普段使いの動作をスムーズにできる十分な性能を持っています。
Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア1877・マルチコア5028、通常版でシングルコア1866・マルチコア5034でした。
大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。
AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。
通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。
メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。
そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。
シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。
ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。
パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア2949→2745でした。
安定度は93.1%と高いものの、バッテリー温度は45℃まで上昇しています。
発熱制御が緩く、特にGPU使用時は発熱が大きめなようです。
Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。
スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。
あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。
Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア18213でした。
ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
8000以上あれば十分です。
UFS 3.1ストレージ、LPDDR5Xメモリを搭載しています。
CPDT Benchmarkで計測した結果では、特にシーケンシャルリード・ライトではUFS 4.0の機種に迫る速度が出ており、ランダムリード・ライトはUFS 3.1の中では速いほうでした。
シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。
ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。
GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルを画質オプションすべて最高設定・60FPS設定・ピノコニー「黄金の刻」で黄泉の秘技を連打して30分プレイすると平均45.2FPSでした。
消費電力は14.69W、バッテリー温度は51.5℃とかなり高く、アツアツで持てないほどでした。
発熱制御が緩いため、画質設定を落とすなどしてユーザー側で対処しないといけません。
ただ、大画面なこともあって最高画質でも若干ぼやけたような表示になるので、画質を落とすとさらに目立ってしまいます。
OS:細かな不具合あり
ALLDOCUBE Ultra PadはALLDOCUBE AI OSを名乗るAndroid 15ベースのOSを搭載しています。
独自にカスタマイズされていることで機能が増えているのは良いものの、電源ボタンを押したときに真っ黒な画面が表示されてロック解除がうまくいかなかったり、共有メニューでのアプリ一覧のタッチ判定が一つずつズレていて隣のアプリが選択されてしまうことがあったりと、致命的ではないにせよ地味に不具合がいくつかあります。
画面分割のジェスチャーやサイドバー、フローティングボールといった便利機能が搭載されているため、Android標準そのままのタブレットよりも使いやすいです。
ダブルタップで画面オンオフのジェスチャー操作もでき、ロック画面でもダブルタップで画面をオフにできます。
Android標準そのままだとロック画面での画面オフに非対応なことが多いので、地味に助かります。
対面での翻訳をしたり、文字起こしや要約をしたりしてくれるAI機能が搭載されています。
独自AIでなくてもGoogle系アプリ・機能で十分な気はしますが、無いよりはあったほうが便利です。
ゲームモードは一応ありますが、パフォーマンスモードと通知・ジェスチャーのオフ機能しかありません。
まとめ
- 普段使いが快適なSnapdragon 7+ Gen 3
- 144Hzリフレッシュレート対応
- 約13インチの2.8Kディスプレイ
- 15,000mAh大容量バッテリー
- 8基スピーカー
- USB 3.1 Gen 2ポートで映像出力
- microSDカード対応
- バイパス給電には非対応、33W充電のみ
- 画面ロック誤判定など細かなバグあり
MediaTek Helio G99搭載などの格安タブレットと違ってSnapdragon 7+ Gen 3搭載のおかげでスムーズな操作ができ、快適に使えます。
約13インチの大画面とオクタスピーカーで動画再生を迫力ある表示で楽しめて、バッテリーも大容量で長持ちします。
OnePlus Pad 3のような8 Eliteほどの高い性能はオーバースペックすぎる、予算5万円以内でデカいタブレットが欲しいという方にALLDOCUBE Ultra Padはおすすめです。
細かな不具合は今後のアップデートでの修正に期待です。
楽天市場では商品ページで手に入るクーポンを適用すると9月10日 11時より44,999円で購入できます。
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