AGM PAD P3 Compactをいただきました。
過酷な現場でも使えるタフネスタブレット
AGM PAD P3 Compactは四隅にショルダーストラップホールがあり、IP68・IP69K・MIL-STD-810H準拠で防水防塵・耐衝撃性能を備えたタフネスタブレットです。
MediaTek Helio G99を搭載しているので普段使いの軽い作業なら十分スムーズにこなせます。
8.68インチとちょうどいい小型タブで、背面にはキャンプライトを内蔵しているため暗い場所でも作業しやすくなります。

説明書、充電ケーブル、充電器、ストラップなどが付属しています。
保護フィルムは貼り付けられていません。

ディスプレイ:8インチでコンパクト
AGM PAD P3 Compactは8.68インチ1340×800解像度のディスプレイを搭載しています。

大きすぎず小さすぎないちょうどいいサイズ感で、マンガの見開き表示もできます。

リフレッシュレートは120Hz対応で、60と120Hzの2つの選択肢のみです。

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均240Hz程度でした。

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。
この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。
ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。
目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。
Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

ジェスチャー操作は豊富に対応…と思いきや、ダブルタップで画面オフはある一方で画面オンは用意されていません。
持ち上げると画面オンになる機能で代替するしかありません。

スマートタッチを使うと画面上にボタンを追加でき、戻るボタンやホームボタンの代わりとして使えます。

翻訳が変ですが「システム霊動島」というダイナミックアイランド通知機能もあります。
AGM PAD P3 Compactはパンチホールカメラではないので、単純に通知が来たら小さくピル表示されるというだけです。

ホーム画面ではペットを表示するウィジェットがあり、ひまわり (…えっ?)・サボテン・犬・猫から選べます。
触ると何種類かアニメーションが動く程度で、名付けやお世話などの要素はありません。

背面:キャンプライトで夜間も明るく
四隅にショルダーストラップホールがあり、付属のストラップなどを取り付ければ首から提げて使うこともできます。

中央にあるのはキャンプライトで、かなり明るく照らしてくれます。

明るさは設定で調整できます。

重さは533.3gです。
タフネスタブレットでバッテリー容量7200mAhというのもあって重たいです。

スピーカー:実質モノラル
AGM PAD P3 Compactはステレオスピーカー搭載です。
…ただ、USB Type-Cポートがある面に2つとも設置されているため、横持ちしたときはモノラルのように片側からしか音が出ません。
タブレットでショート動画を見る人にはまだステレオの意味が多少はあるかもしれませんが、普通の動画を見る人にとっては無意味です。
音質もおまけ程度で、低音はほぼ聞こえません。

IP68・IP69K・MIL-STD-810H準拠でUSB Type-CポートやSIMトレイにカバーも付いているので、高い防水性能を持っています。
バッテリー容量は7200mAhで、18W USB PD充電に対応しています。
microSDカードで最大1TBまで拡張することもできます。

対応バンドは不明ですが4G LTE対応です。
eSIMにも対応しており、Wi-Fiが使えない環境でもネット接続しやすいです。

GPS・GLONASS・BeiDou・Galileoでの位置情報取得に対応しています。
センサー類も豊富で、加速度や輝度、ジャイロスコープなどを搭載しています。

性能:軽い作業は十分スムーズ
AGM PAD P3 CompactはMediaTek Helio G99を搭載しているため、普段使いの軽めの作業であればスムーズにこなせます。
Geekbench 7ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア659・マルチコア2080、通常版でシングルコア655・マルチコア2073でした。
大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。
通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。
メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。
そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。
ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。
パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア377→374でした。
YouTube動画再生などには十分ですが、重たい3Dゲームをプレイするには性能不足です。

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。
スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。
あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、これ一つでゲーム性能が決まるわけではありません。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア10405でした。
スコア通り、実際の操作感もスムーズで問題ありません。

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
10000以上あれば十分です。
まとめ
AGM PAD P3 CompactはIP68・IP69K・MIL-STD-810H準拠で防水防塵・耐衝撃性能があり、屋外の作業現場やキャンプなどのアウトドアでタブレットを使いたい方に向いています。
キャンプライト搭載のおかげで普通のスマホライトよりも明るく照らせるため、暗い場所でも何があるか見やすくなります。
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