ZWOのスマート天体望遠鏡「Seestar S50 Pro」が発売されます。
スマホで天体撮影ができる望遠鏡
Seestar S50 Proはスマホと接続するだけで天体撮影を楽しめる天体望遠鏡で、2026/08/27現在Amazon価格は194,000円です。
本製品以外の機材を用意する必要はなく、無料アプリ「Seestar」から直感的に操作できます。
カメラが自動で天体を認識し、撮影から画像処理までを本体とアプリが行う仕組みのため、難しい設定を覚えなくても星雲や星団の姿を写せます。
設置は水平に置くだけ
細かな設定や複雑な事前準備は不要で、本体を水平に設置すればすぐに撮影を始められます。
内蔵バッテリーは10000mAhと大容量で、従来のSeestar S30 ProやSeestar S50よりも長い時間の撮影に対応。
外部電源を別途用意する場面はほとんどありません。
重量を生かした高剛性設計で耐風性に優れているため、屋外でも揺れを抑えた安定した撮影ができます。

口径50mmの4枚玉アポクロマート
望遠側は4枚玉アポクロマートの光学系を採用し、色収差を抑えたクリアな像を得られます。
対物レンズの有効径は50mm、焦点距離は260mmでF5.2。
イメージセンサーは1/1.2型のカラーCMOSで、解像度は3840×2160pxです。
高精度な光学設計と高感度センサーの組み合わせにより、星雲や星団の淡いディテールまで描き出します。

天の川や星座も撮れる広角カメラ
Seestar S50 ProはSeestar S30 Proと同じ広角カメラも搭載しています。
広角側の焦点距離はフルサイズ換算で約35mm相当、画角は63°。
Seestar Proシリーズ専用の撮影モードを使うと、星座や天の川に加えて星の軌跡(スタートレイル)も写せます。
撮影モードは星雲星団モード、太陽系モード、風景モードに星座・天の川撮影モードを加えた4種類です。

都市部で役立つ光害カットフィルター
街明かりの影響で星が見えにくい都市部でも撮影できるよう、光害カットフィルターを内蔵しています。
星雲の特徴的な波長だけを透過させるデュオバンドフィルターで、望遠側のみアプリからオンオフを切り替えられます。
夜間の長時間撮影でレンズがくもるのを防ぐレンズヒーターも搭載。
付属の太陽フィルターを使えば、太陽の観察や撮影も安全に行えます。
日中は880mm相当の高倍率カメラ
日中の撮影では望遠側をフルサイズ換算で約880mm相当の高倍率カメラとして使えます。
遠くの風景から野鳥まで幅広く対応するので、天体観測以外の場面でも活躍します。
撮影距離は望遠側が15m〜無限遠、広角側が0.1m〜無限遠。
三脚はカーボン製の2段伸縮式で、高さを274.5mmから363mmまで調整できます。
赤道儀モードで長時間露光
架台は経緯台式ですが、別途雲台を用意するとフォーク式赤道儀としても動作し、赤道儀モードを利用できます。
経緯台モードで課題となる視野回転が起きないため、構図の回転を気にせず長時間の露光が可能。
アプリの星図表示(SkyAtlas)や「今晩のおすすめ」機能を使えば、そのとき見える天体をすぐに導入できます。
モザイク撮影の効率も上がり、広い範囲の天体をよりスムーズに捉えられます。

まとめ
ZWO Seestar S50 Proは口径50mmの望遠カメラと広角カメラを組み合わせ、星雲星団から天の川まで1台でカバーするスマート天体望遠鏡です。
本体サイズは140×145×260mmで重さは2.8kg、内部ストレージは128GB。
付属品には耐衝撃ケースやS50 Pro専用太陽フィルター、USB Type-Cケーブルなどが含まれ、価格は2026/08/27現在Amazonにて194,000円です。
スマホひとつで天体撮影を始めたい方や、日中の超望遠撮影にも使える機材を探している方に向いています。

