REDMAGIC Astra 2を貸し出していただきました。
水冷搭載で熱ダレ防止
REDMAGIC Astra 2はSnapdragon 8 Elite Gen 5に水冷システムを搭載したゲーミングタブレットです。
USB Type-Cポートも2つ搭載しており、バイパス充電しつつモニターにゲーム映像を映すような使い方もできます。
ディスプレイは185Hzリフレッシュレートの2.4K OLEDで美しく、カメラの出っ張りがないフラットな背面を採用しているおかげで机の上に置いてもガタガタしません。
139,800円~で購入でき、クーポン「RMadr」を使うと3,000円オフになります。
- 高い性能のSnapdragon 8 Elite Gen 5
- 高解像度なOLEDディスプレイ
- ほぼフラットな背面
- バイパス充電対応8,300mAhバッテリー
- USB 3.2 Gen 2ポートで映像出力対応
- デュアルUSB Type-Cポート
- ゲーム性能優先なので熱くなりやすい
- 翻訳が相変わらず微妙
| 項目 | REDMAGIC Astra 2 |
|---|---|
| OS | Android 16 |
| RAM | 12GB / 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.1 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| ディスプレイ | 9.06インチ 2400 x 1504 アスペクト比 16:10 185Hzリフレッシュレート OLED |
| サイズ | 207.1 × 134.2 × 6.9mm |
| 重さ | 363g |
| SIM | ― |
| リアカメラ | 13MP |
| フロントカメラ | 9MP |
| バッテリー | 8300mAh |
| USB端子 | USB Type-C ×2 (USB 3.2 Gen 2 + USB 2.0) |

説明書や充電ケーブルが付属しています。
保護フィルムは貼り付けられていません。
ディスプレイ:屋外でも見やすい
REDMAGIC Astra 2は9.06インチ2400 x 1504解像度のディスプレイを搭載しています。

OLEDディスプレイで美しく、一般的なLCDのタブレットよりも明るく表示してくれます。
RGB Delta配列です。

9.06インチの持ちやすいサイズ感で、マンガや動画も見やすいです。

明るさを最大にして全白画像を表示した状態で輝度をLX-1336Bで計測すると、最大886nitに達しました。
日中でも十分見やすいです。

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。
屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。
ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。
リフレッシュレートは185Hz対応です。
アプリ個別に設定はできないものの、ゲームアプリとして登録すればゲームモードから120・144・185Hzなどに指定できます。

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均230Hz程度でした。

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。
この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。
ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。
目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。
WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は合計33.1msでした。

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。
この数値が小さいほど、素早く反応するということです。
ゲーミングスマホでは25msほど、通常のスマホでは30~40ms前半が一般的です。
Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

ダブルタップで画面オンオフなどのジェスチャー操作も豊富に対応しています。

背面:フラットでガタつきなし
背面はマット加工されており、指紋汚れなどが付きにくいです。

カメラの出っ張りがなく、フラッシュライト周りが若干出ている程度なので、机の上に置いたときにガタガタしません。
音ゲーなどを落ち着いてプレイしたい方に向いています。

背面上部にあるのは水冷システムです。
11基のRGB LEDも搭載しており、通知やゲーム中などに光らせられます。

動作していると空気の泡が動いている様子が分かります。
ゲーム時だけでなく、充電中にも自動で冷やして充電効率を高めてくれます。
動作音は小さく目立ちませんが、静かな部屋だと「サー」と動いている音はするので、周囲に配慮しないといけない場面ではオフにしたほうが良いでしょう。

重さは368.6gです。

スピーカー:左右対称
REDMAGIC Astra 2は左右対称のステレオスピーカー搭載です。
音量は十分ですがベースのような重低音は弱めで、中高音やボーカルのほうが目立ちます。

DTS音のサウンドエフェクトを利用でき、音楽モードだとイコライザーで好みに調整できます。

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとAAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / LDAC / LHDCに対応していました。
LHDC V5対応イヤホンはメーカー縛りがなく、他社のものでも利用できます。

ポート:2つで同時使用が簡単に
REDMAGIC Astra 2は8,300mAhバッテリーを搭載し、75W急速充電対応です。
REDMAGICの場合他社と違って100%まで常にフルパワーで充電を続けるので、発熱でのバッテリー寿命への影響を気にする場合は「ターボチャージ」をオフにしておきましょう。
充電を80%まででストップして寿命を延ばすオプションも用意されています。

充電分離 (バイパス充電) も可能で、充電しながらのゲームプレイでも発熱を抑えてバッテリーの負荷を抑えられます。

USB Type-Cポートを2つ搭載しているため、充電しながらUSB Type-Cイヤホンを使ったり、モニターやキーボードなど複数の機器を接続したりしやすいです。
長辺側はUSB 2.0です。

短辺側のUSB 3.2 Gen 2ポートでは高速なデータ転送ができ、DisplayPort Alt Modeでの映像・音声出力にも対応しています。

音量ボタンは上部側面にあります。
赤いスイッチはゲームモードに入るためのもので、ワンタッチで開けます。

電源ボタンは指紋認証センサーを内蔵しており、タブレットでありつつも生体認証を利用できるようになっています。
他社だとコスト削減で顔認証にしか対応しないことが多いため、指紋認証でないとロック解除方法として認めてくれないアプリを使いたいときに便利です。

加速度やジャイロセンサーなどを搭載しています。

性能:性能が持続しやすい反面発熱は大きめ
REDMAGIC Astra 2はSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載しており、性能重視のチューニングのためゲームを安定したフレームレートでプレイできます。
Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア3655・マルチコア11318、通常版でシングルコア3683・マルチコア11422でした。
パッケージ名判定での直接的な性能制御は行っていないようですが、液冷についてはベンチマークアプリ時のみ自動でオンになります。
手動でオフにするとちゃんと動かなくなるので、液冷はオフにした状態で計測しています。

Geekbench 7では偽装版でシングルコア1479・マルチコア6441、通常版でシングルコア1970・マルチコア7001でした。

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。
通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。
メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。
そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。
シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。
ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。
パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア7337→3004でした。

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。
スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。
あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、これ一つでゲーム性能が決まるわけではありません。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア18318でした。

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
10000以上あれば十分です。
UFS 4.1ストレージ、LPDDR5Xメモリを搭載しています。
CPDT Benchmarkで計測した結果では、リード・ライト共にトップクラスの速度でした。
発熱抑制はあまり考えず、ゲーム性能を優先させるチューニングになっています。

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。
ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。
CPUの使用率が高い原神をパフォーマンスモード・すべての画質オプションを最高に設定・60FPS設定にした状態でナド・クライにて30分プレイしてSceneで計測すると、平均59.7FPSで1FPSあたり95.48mWの消費電力でした。
バッテリー温度は最大41℃程度まで上昇しました。

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。
電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。
ゲームで電力効率が悪いスマホは他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。
平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。
(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)
GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルをパフォーマンスモード・画質オプションすべて最高設定・60FPS設定・ピノコニー「黄金の刻」で黄泉の秘技を連打して30分プレイすると平均59.6FPSでした。
バッテリー温度は最大51℃まで上昇しており、水冷だけでは放熱が間に合っていません。
設定を少し下げるか、外付けの冷却ファンなどを用意すると良いでしょう。

原神や崩壊:スターレイル、鳴潮、CoDMなど人気ゲームではフレーム補間が利用でき、原神ではアップスケーリングで高画質にしてプレイできます。
144Hzにまでフレーム補間できて滑らかな表示になります。

PCゲームのエミュレーションができるGameHubもプリインストールされており、Steamのゲームをインストールして遊べます。
さすがに重量級の3Dゲームは起動自体できないことが多いですが、魔法少女ノ魔女裁判などノベルゲームはスムーズに動かせます。
まとめ
REDMAGIC Astra 2は美しいOLEDディスプレイと性能を長続きさせる水冷システムを搭載しており、安定したフレームレートでゲームをプレイしたい方にぴったりです。
USB Type-Cポートを2つ搭載するようになったことでバイパス充電しながら有線イヤホンを使うなどもしやすくなりました。
139,800円~で購入でき、クーポン「RMadr」を使うと3,000円オフになります。

