Xiaomi 12Sシリーズが中国にて発表されました。
最高峰のカメラとSoCを全部のせ
Xiaomi 12S、Xiaomi 12S Pro、Xiaomi 12S Ultraが中国にて発表されました。
なお、Xiaomi 12Sシリーズはグローバル展開される予定はなく、グローバル向けには別のモデルが用意されるようです。
Xiaomi 12S Ultraレビュー。1インチセンサーカメラに原神58.8FPSの8+ Gen 1搭載最強スマホ – AndroPlus
中でも最上位モデルにあたるXiaomi 12S Ultraでは、SONY IMX 989という1インチセンサーのカメラをメインとして搭載しており、AQUOS R7をもしのぐレベルのカメラ性能を誇ります。
HyperOISというより強化された手ぶれ補正を搭載し、動画撮影時などにかなりブレを抑えられるそうです。
Dolby Visionでの動画撮影も可能です。
作例は公式ページにいくつか掲載されています。
OIS 光学式手ぶれ補正に対応した48MPペリスコープ望遠レンズも搭載しており、最大120倍ズームが可能です。
128°超広角カメラも48MPです。
劣化しにくいという新素材のレザーが採用されており、IP68防水防塵です。
ちなみにレンズ部分は49mmのレンズキャップが使えるようで、リコー GR3用のキャップなどがぴったり付けられるそうです。
Snapdragon 8+ Gen 1を搭載しており、TSMC製のおかげか8 Gen 1に比べ大幅に効率が向上しており、なんと原神では60FPSを維持できるほどだそうです。
同じTSMC製でもMediaTek Dimensity 9000ではGPU性能が弱いというデメリットがありましたが、Snapdragon 8+ Gen 1ならその心配もないですし名実ともに最高のSoCとしてSnapdragonが王座に居座ることになりそうです。
Xiaomi 12S Ultraでは第2世代シリコン酸素負極電池が採用されており、蓄電容量をリチウムイオンの4倍に向上させたそうです。
4860mAhバッテリーを搭載し、67W急速充電に対応しています。残念ながら120W充電との両立はできなかったようです。
葉脈コールドポンプ冷却技術も搭載しており、従来のベイパーチャンバーよりも冷却効果が高いとされています。
グローバル版の発売予定はないものの、対応バンドは
- 5G:n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 / n79
- 4G:FDD-LTE:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B26
- TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42
- 3G:WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19
- 2G:GSM:B2 / B3 / B5 / B8;CDMA 1X:BC0
とかなり幅広く、n79も対応しています。
Y! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamo、IIJmioやOCN モバイル ONEなどのdocomo回線でも問題ないでしょう。
Xiaomi 12S Ultraは5999CNY~で販売されます。
トリプル50MPカメラのXiaomi 12S Pro
Xiaomi 12S Proでは120W急速充電や50Wワイヤレス充電に対応。
120W充電だと4600mAhバッテリーをたった19分で満充電できるそうです。
Xiaomi 12S Proのディスプレイは2K、120Hzリフレッシュレート対応のLTPO 2.0 AMOLEDです。
輝度は最大1500nitです。
Xiaomi 12S Proのカメラはすべて50MPで、超広角やポートレートカメラがあります。
3999CNY~のXiaomi 12 Pro MediaTek Dimensity 9000+搭載モデルも同時に発表されています。12Sの「S」はSnapdragonの頭文字のようですね。
Xiaomi 12S Proは4699CNY~で販売されます。
コンパクトなハイエンドスマホXiaomi 12S
Xiaomi 12Sは6.28インチディスプレイを搭載していながらも、6.1インチディスプレイのiPhone 13よりも幅が狭いというコンパクトなハイエンドスマホです。
Snapdragon 8+ Gen 1を搭載しています。
120Hzリフレッシュレート・12bit対応AMOLEDで、輝度は最大1100nitです。
カメラはSONY IMX707を搭載しており、OIS (光学式手ぶれ補正) 対応です。
67W急速充電や50Wワイヤレス充電に対応しています。
バッテリーは4500mAhで、1.24日持つそうです。
Xiaomi 12Sは3999CNY~で販売されます。
Xiaomi 12S Ultraレビュー。1インチセンサーカメラに原神58.8FPSの8+ Gen 1搭載最強スマホ – AndroPlus
カメラにSoC、バッテリーや冷却機構などあらゆる面で最高レベルの技術が取り入れられており、今年度ベストバイスマホになりそうです。
残念ながらグローバル版の予定がないとのことですが、root化すれば日本語化やGoogleロケーション履歴のオンなどができます。
Xiaomi 12Sシリーズは京東やAliExpressで販売されます。