XGIMIポータブルプロジェクター3種の比較レビューをしたいと思います。
目次
個性あるポータブルプロジェクター3種が新登場
世界的なプロジェクターブランドXGIMIから、新しいポータブルプロジェクター「Halo+ (New)」「Elfin Flip Pro」「MoGo 3 Pro」の3機種が登場しました。
そこで今回、Halo+ (New)・Elfin Flip Pro・MoGo 3 Proの3つをお借りして、どんなシーンにぴったりなプロジェクターなのか比較していきたいと思います。
| 製品名 | Halo+ (New) | Elfin Flip Pro | MoGo 3 Pro |
|---|---|---|---|
| 公式サイト価格 | 129,800円 | 59,800円 | 79,800円 |
| 輝度 | 700 ISOルーメン | 400 ISOルーメン | 450 ISOルーメン |
| 解像度 | 1920 × 1080ピクセル | 1920 × 1080ピクセル | 1920 × 1080ピクセル |
| 推奨投影サイズ | 60~120インチ | 80~150インチ | 60~120インチ (最大投影サイズ 200インチ) |
| OS | Google TV | XGIMI OS | Google TV |
| スピーカー | 2 x 5W Harman/Kardon | 2 x 3W | 2 x 5W Harman/Kardon |
| バッテリー | あり (動画再生時間 2.5 時間 / 音楽再生時間 5 時間) |
あり (動画再生 最大2時間) |
なし (モバイルバッテリー対応) |
| 自動調整機能 | 自動台形補正、オートフォーカス、障害物自動回避、スクリーンへの自動アジャスト | 自動台形補正、オートフォーカス、障害物自動回避、スクリーンへの自動アジャスト | 自動台形補正、オートフォーカス、障害物自動回避、スクリーンへの自動アジャスト |
| 重量 | 1.6 kg | 1.42 kg | 1.1 kg |
| サイズ | 171.5 x 113.5 x 145 mm | 235 x 218 x 64 mm | Φ95 x 204.9 mm |
まず簡単にまとめておくとこんな感じです。
Halo+ (New):
- バッテリー内蔵でアウトドアに便利
- 700 ISOルーメンで明るく投影できる
- Harman/Kardonの2 x 5Wスピーカーで音質◎
- Google TVなのでアプリをインストール可能
- 1.6kgと重ため
- 角度調整は不可
Elfin Flip Pro:
- バッテリー内蔵でアウトドアに便利
- 自由自在な角度調整、天井などに投影できる
- スタンド内蔵で持ち運びやすい
- 少し重ため
- サウンドの重厚感が少し欠ける
- 独自OSのためアプリ追加が難しい
MoGo 3 Pro:
- コンパクトサイズで軽め
- 自由自在な角度調整
- Harman/Kardonの2 x 5Wスピーカーで音質◎
- Google TVなのでアプリをインストール可能
- バッテリー非搭載なので電源必須
- Micro HDMIで映像入力に若干ハードル
明るく投影できるHalo+ (New)
まずはHalo+ (New)から見ていきましょう。
Halo+ (New)はポータブルプロジェクターの中ではトップという700 ISOルーメンの明るさで、真っ暗にしていない部屋でも十分綺麗に投影できます。
DCで給電するタイプで、HDMI入力で他の機器の映像を投影することもできます。
動画再生を2.5時間できるという59.454Whバッテリーを内蔵しているため、電源がない場所でも投影できることが特徴です。
700 ISOルーメンの明るさもあいまって、キャンプなど屋外で使いたいときにかなり便利です。
Harman/Kardonの5Wスピーカー2基で、低音の迫力があり音の広がりが良く、音量も大きめです。
騒がしい屋外でも綺麗に聞こえやすいと思います。
自動台形補正もしてくれるので、電源ボタンを押せばすぐに綺麗な状態で投影を始められ、手動調整の手間がありません。
オートフォーカス、障害物自動回避、スクリーンへの自動アジャストといった便利な機能もあります。
リモコンにはYouTubeやNetflixなどに素早くアクセスするボタンや、音声アシスタントで操作できるボタンが用意されています。
60~120インチのサイズで綺麗に投影でき、真っ暗にしていない部屋でも問題なく投影できるので、屋外・屋内問わず活躍します。
XGIMI独自の画像エンジンシステム「X-VUE」により色彩と鮮明さが向上しており、綺麗に再現してくれます。
Elfin Flip ProやMoGo 3 Proと違って基本的には前方に投影することになるので、斜め上や天井などに投影したい場合は別途スタンドを買わないといけません。
マルチアングルスタンドを使えば自由に角度調整できるため、斜め上のスクリーンなどでも投影できます。
120°まで調整でき、天井へ向けて投影することもできるので、壁が空いていなくても天井があれば大画面で見やすいです。
3機種共通ですが、XGIMI Wallアプリをインストールすれば壁に色々な景色や絵画などを投影しておくこともできます。
壁紙を変えずに普段とは違う雰囲気を楽しめるので良いですね。
XGIMI Halo+ (New)は公式サイトでは129,800円で購入できます。
なお、Android TV搭載のHalo+もあります。システムが違うだけで他の仕様は同じですが、Halo+の方が価格は安くなっているのでお得です。
持ち運びやすく角度調整できるElfin Flip Pro
お次はElfin Flip Proです。
Elfin Flip Proは平べったい形状をしているポータブルプロジェクターで、使わないときは本棚など空いたスペースに収納しやすいです。
スタンド内蔵で、好きな角度に調整して投影できます。
ハンドルのように持てるため、部屋の中で持ち運ぶ際もラクラクです。
前方だけでなく天井などにも投影できるので、壁が空いていない部屋でも活躍します。
三脚スタンドがないと前方にしか投影できないHalo+ (New)よりも自由度が高いです。
HDMIとUSBポートがあります。
スピーカーは3W 2基となっており、Halo+ (New)・MoGo 3 Proより出力は小さめで、実際に低音がやや控えめでベースなどが聞こえにくく、迫力に欠けるように感じました。
とはいえ音量はしっかり出ますし人の声などはクリアに聞こえやすいので、そこまで音質にこだわらない方には十分だと思います。
Halo+ (New)より若干容量が少ないですが54Whバッテリーを搭載し、電源がない場所でも動画再生を2時間できます。
キャンプ中など、アウトドアで楽しみたい時に便利です。
一つ注意点として、Halo+ (New)・Elfin Flip Pro・MoGo 3 Proの3つの中でElfin Flip Proは唯一「XGIMI OS」という独自OSを搭載している点があります。
Google TVと異なりPlayストアからアプリをインストールできず、基本的にはXGIMIストアからしかアプリを追加できません。
そのため、対応サービス以外で見たいものがある場合は別途TVスティックなどを用意してHDMI入力で投影させないといけません。
Netflixやプライムビデオなど主要なサービスは対応しています。
壁に風景やアートなどを投影できるXGIMI Wallや、ブラウザーなどがプリインストールされています。
独自OS搭載でも自動台形補正、オートフォーカス、障害物自動回避、スクリーンへの自動アジャストといった便利機能はちゃんと搭載しており、手間なく綺麗に見られます。
投影中もフォーカスが合わなくなったら自動・数秒でフォーカスし直してくれます。
XGIMI Elfin Flip Proは公式サイトでは59,800円で購入できます。
インテリアにもなるMoGo 3 Pro
3つめのXGIMI MoGo 3 Proはスタンド一体型で円筒型になっています。
前面のフタを開けるとMicro HDMIとUSBポートが出てきます。
Micro HDMIケーブルは最近ほとんど見かけませんし、PCやSwitchなどから入力したい場合ケーブルか変換アダプターを別途用意しておかないといけないのは少しネックです。
130°の範囲で自由に角度を調整できるので、斜めに投影したいときなども自由自在です。
もちろん自動台形補正、オートフォーカス、障害物自動回避、スクリーンへの自動アジャストを搭載しているため、何の手間もなく綺麗に投影できます。
MoGo 3 Proだけの特徴として「スピーカーライトモード」があります。
プロジェクターとして使わないときでも電源を入れていれば、ライトとして光って雰囲気作りをしてくれます。
音楽を再生しているときはリズムに合わせて点滅するようにもできます。
MoGo 3 Proはバッテリーを内蔵しておらず、USB Type-C充電器で給電しないといけません。
ただUSB PD 65W以上の充電器・モバイルバッテリーなら何でも使えるので、大型のモバイルバッテリーを持ち歩ける状況ならHalo+ (New)・Elfin Flip Proと同じように屋外でも利用できます。
Halo+ (New)・Elfin Flip Proと違って専用アダプターが不要なため、スマホやタブレットなどと共用できるのも良いところです。
Netflix公式ライセンス取得のGoogle TVを搭載し、YouTubeやプライムビデオを初めとして様々なストリーミングサービスを利用できます。
アプリの追加もできます。
コンパクトながらも450 ISOルーメンと、Elfin Flip Proより若干明るめです。
音量も大きく、しっかりと鳴らしてくれます。
5WのHarman/Kardonスピーカー2基を搭載しており、低音の迫力や高音のクリアさはHalo+ (New)と同じぐらいです。
マジカルレンズというアクセサリーも用意されています。
レンズ部分に簡単に装着して使える光学フィルターで、映像を5倍以上に拡大して表示できます。
まるでVRのように映像が横に大きく広がり、プラネタリウムなどを投影するときには良い雰囲気になると思います。
マジカルレンズの初回装着時はXGIMI Wallのダウンロードが促され、星空や海、風景といった雰囲気作りができる映像をより大きく投影できるようになります。
クラゲやジェットコースターの様子など色々なものを大きく広げて投影できるので、特に空いている壁や天井が広い家ではより迫力があって楽しそうです。
XGIMI MoGo 3 Proは公式サイトでは79,800円で購入できます。
どれを選ぶべき?
個人的にはMoGo 3 Proは持ち運びやすいコンパクトさで軽く、スピーカーも5W x2で音質が良いため一番バランスが良いように感じました。
USB Type-C充電というところがメリットでもありデメリットでもあるので、屋外でも使いたいけれどモバイルバッテリーは持ち歩きたくないという場合はバッテリー内蔵のHalo+ (New)とElfin Flip Proのどちらかを選ぶことになります。
重たさを許容できて、明るく鮮やかな映像を投影してほしい場合はHalo+ (New)を選ぶべきでしょう。
XGIMI MoGo 3 Proはこんな人にオススメ:
- 部屋を移動して気軽に楽しみたい
- キャンプや旅行にも持って行きたいが、荷物は最小限にしたい(モバイルバッテリーを活用したい)
- プロジェクター単体で良い音を楽しみたい
XGIMI Halo+ (New)はこんな人にオススメ:
- 場所を問わず、とにかく明るく綺麗な映像を大画面で楽しみたい
- キャンプやイベントなど、屋外で使う機会が多い
- 本体の重さが気にならない
XGIMI Elfin Flip Proはこんな人にオススメ:
- 持ち歩きやすい形のプロジェクターが良い
- デザイン性の高いプロジェクターが欲しい
- バッテリー内蔵の手軽さが欲しい
プロジェクターを使うスタイルによってどの要素が大事か変わってくると思うので、どんな場面で使いたいかで選ぶと良いと思います。































