SeeAudio X TANGZU Shimin Li Encounter Editionをいただきました。
特別デザインのTANGZU Shimin Li
SeeAudio X TANGZU Shimin Li Encounter Editionは10mmデュアルキャビティDDを採用したイヤホンです。
SeeAudioとコラボしており、真っ赤なデザインとなっています。
6,500円程度だというのに付属品はなかなか豪華です。
まずパッケージを開けるとパッケージにも使われている、SeeAudioのイメージキャラクターRINKOデザインのクリーニングクロスが入っています。
イヤホン本体が収められている部分にはプレートも用意されており、アクセサリー類が入っている箱にもRINKOのデザインが入っています。
イヤーピース (S・M・Lサイズ)はバランスと低音向けの2種類が付属しています。
ケーブルと保護ケースも付属しています。
スクラッチも入っています。
ケーブルは耳に掛けやすいようになっています。
5N無酸素銅ケーブル(OFC)を採用したケーブルで、少し固めな皮膜です。
5軸CNC加工で作られた金属合金製イヤーキャビティです。
目立つ真っ赤なデザインです。
ハイパワーなN52磁気回路と新開発のカーボンナノ振動板を搭載。
インピーダンスを30%低減し、感度を約20%向上させたとのことです。
強力な磁気構造により、サウンドパフォーマンスはよりクリアになり歪みも少なくなっているそうです。
重さは両耳で約23.9gです。
金属製だけあって少し重ためです。
感度111dB、インピーダンス20Ω、周波数応答範囲20Hz-20kHzです。
定位感
定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。
遠くの音がちゃんと遠くで鳴っているように感じられます。
低音
キックドラムが特に目立つ感じで、豊かで迫力ある低音です。
比較的ニュートラルな印象ではあるものの、低音~中低音域をしっかりと鳴らしてくれます。
高音
高音はクリアに聞こえます。
ただ低音に比べると控えめで、少し聞こえにくい場面がありました。
パワーのあるDAP・DACでないと本領発揮できないのかもしれません。
SeeAudio X TANGZU Shimin Li Encounter Editionはニュートラルに近く低音域が少し強めなサウンドが好みな人におすすめなイヤホンです。
お手頃価格なのに付属品は充実していますし、この価格帯としては良い音質だと思います。
【2023/03/27追記】こちらのメーカー投稿によると、ナノカーボンコーティングダイヤフラムではなくPETダイヤフラムが使われた個体が混入しているとのことです。HiFiGoには特に情報が入ってきておらず、補償対応があるかは不明です。
2023/03/21現在Amazonでは6,644円で購入できます。(米Amazonでも販売あり)