Redmi Note 14をいただきました。
格安ながら5500mAhバッテリー
Redmi Note 14はMediaTek Helio G99-Ultraを搭載したローエンドスマホです。
2万円台という安さでありつつも120Hzリフレッシュレート対応のOLEDディスプレイを搭載し、実測1100nitの明るさで外でも見やすいです。
バッテリー容量は5500mAhと大容量で、OIS 光学式手ぶれ補正対応の108MPカメラも搭載しています。
- 1100nitの明るいディスプレイ
- 5,500mAhバッテリー
- 80%までの充電制限に対応
- IP54防水防塵
- 性能は最低限
- カメラで白飛びが起きることがある
目次
説明書、保護ケースや充電ケーブル、充電器などが付属しています。
保護フィルムは最初から貼り付けられています。
ディスプレイ:屋外でも見やすい
Redmi Note 14は6.67インチ2400 × 1080解像度のOLEDディスプレイを搭載しています。
フラットで端まで見やすく、ハードウェア的なブルーライトカットやフリッカーフリーで目に優しいディスプレイとなっています。
配列はダイヤモンドピクセルです。
明るさ自動調整オンでの全白画像表示時に輝度をLX-1336Bで計測すると、最大1164nitに達しました。
日中の屋外でも見やすいです。
明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。
屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。
ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。
リフレッシュレートは120Hz対応です。
アプリ毎にリフレッシュレートを設定できるようになっています。
タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均250Hz程度でした。
画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。
この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。
ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。
目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら大きめで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。
Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。
背面:シンプルデザイン
背面はさらっとしていて指紋汚れなどが付きにくいです。
重さは196.7gです。
カメラ:108MP
Redmi Note 14は108MP+2MP 超広角+2MP マクロというトリプルカメラ構成です。
少し彩度が高めですがエントリースマホとしては十分綺麗に撮影できます。
ただ、ときどき赤色部分が飛んでしまうようなことがありました。
スピーカー:ステレオでDolby Atmos対応
エントリーモデルでありつつもステレオスピーカー搭載でDolby Atmosにも対応しています。
低音が弱く迫力はありませんが、音量は十分です。
Xiaomiサウンドも選べるようになっています。
基本はDolby Atmosのままで良いでしょう。
上部にスピーカー穴があるタイプで、左右非対称です。
3.5mmイヤホンジャックもあるため、有線イヤホンを変換アダプターなしに利用できます。
ポート:80%充電制限に対応
Redmi Note 14のバッテリー容量は5,500mAhと大容量で、33W充電に対応しています。
残量が80%になると充電を停止してくれる機能があるため、バッテリーの負荷を減らして長持ちさせられます。
バッテリー寿命やサイクルも表示してくれるので分かりやすいですね。
対応バンドは
- 2G: GSM: 850 900 1800 1900MHz
- 3G: WCDMA:1/5/8
- 4G: LTE FDD:1/3/5/7/8/20/28
- 4G: LTE TDD:38/40/41
でY! mobileやSoftBank、LINEMOといったSoftBank系の回線向きです。
電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。
性能:最低限
Redmi Note 14はMediatek Helio G99-Ultraを搭載しており、普段使いの軽い作業なら十分スムーズに行えます。
Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア732・マルチコア1976、通常版でシングルコア733・マルチコア1978でした。
大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。
AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。
通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。
メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。
そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。
シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。
ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。
パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア348→343でした。
重たいゲームは無理なものの、動画再生などには十分です。
Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。
スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。
あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。
Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア10564でした。
個人的に設定している合格ラインは8000なので普段使いには十分なスコアといえます。
実際の動作もあまりもっさりとはしておらず、動画再生など軽いタスクは問題ありません。
ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
8000以上あれば十分です。
LPDDR4XメモリとUFS 2.2ストレージを搭載しています。
まとめ
- 1100nitの明るいディスプレイ
- 5,500mAhバッテリー
- 80%までの充電制限に対応
- IP54防水防塵
- 性能は最低限
- カメラで白飛びが起きることがある
2025/1/15 17:00~2025/1/21 16:59の期間中、$134で購入できます。