POCO F9 Proレビュー|185Hzの滑らかディスプレイやBose監修スピーカー搭載の高性能スマホ

POCO F9 Pro

Xiaomi POCO F9 Proグローバル版をいただきました。

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デル株式会社
目次

Boseスピーカー搭載スマホ

POCO F9 ProはSnapdragon 8 Elite Gen 5, V seriesを搭載しています。

185Hzの滑らかなディスプレイやBose監修の対称スピーカーなど普段使いの快適さにつながるスペックがあり、原神や崩壊:スターレイルなどのアップスケーリング・120FPSフレーム補間も可能です。

ただ8 Elite Gen 5, V seriesはGPUが削減されているため、プレイするゲームによっては純粋な8 Elite Gen 5搭載スマホに劣ることがあります。

このレビューは12GB+256GB版・OS1.0.14.0.UNBCNXMで行っています。

POCO F9 Pro
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 高解像度な185Hzディスプレイ
  • 6,330mAhバッテリー
  • Bose監修対称スピーカー
  • デュアルeSIM対応
  • 原神スタレなどフレーム補間可能
デメリット
  • GPU削減でゲーム性能は低め
  • バッテリー容量の割には重ため
項目POCO F9 Pro
OSAndroid 16
RAM12GB LPDDR5X
ストレージ256GB / 512GB UFS 4.1
SoCSnapdragon 8 Elite Gen 5, V series (SM8850-1-AB)
ディスプレイ6.59インチ
2510 x 1156
185Hzリフレッシュレート
AMOLED
サイズ157.49 × 75.25 × 8.79mm
重さ206g
SIMnano SIM + nano SIM / nano SIM + eSIM / eSIM + eSIM
リアカメラ200MP (OIS)
+ 50MP (60mm 望遠 OIS)
+ 8MP (超広角)
フロントカメラ32MP
バッテリー6,330mAh
USB端子USB Type-C
バンド5G NR: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78
4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66
4G: LTE TDD: 38/40/41/42/48
3G: WCDMA: 1/2/4/5
2G: GSM: 2/3/5/8
POCO F9 Proの箱

説明書、保護ケースや充電ケーブル、充電器などが付属しています。

保護フィルムは最初から貼り付けられています。

付属品
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ディスプレイ:屋外でも見やすい

POCO F9 Proは6.59インチ2510 x 1156解像度のディスプレイを搭載しています。

フラットディスプレイで、端まで見やすいです。

四隅の角丸はやや大きめにとられています。

ディスプレイ

RGB配列で、従来のダイヤモンドピクセル配列に比べてテキストの色にじみや輪郭の違和感が抑えられています。

2K解像度並の鮮明さで2Kよりも消費電力は抑えられている、という良いところ取りのパネルです。

RGB配列

明るさを最大にして全白画像を表示した状態で輝度をLX-1336Bで計測すると、最大816nitに達しました。

明るさ
nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

リフレッシュレートは185Hz対応で、通常は120Hzで動作します。

アプリ個別に高リフレッシュレートを使うかは設定できますが、どのリフレッシュレートにするか指定することはできません。

リフレッシュレート

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均480Hz程度でした。

タッチサンプリングレート
タッチサンプリングレートとは?

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。

この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。

ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。

目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。

WALT Latency Timerで計測したタッチ遅延は合計35.7msでした。

WALT
タッチ遅延とは?

画面をタッチしたときに反応してくれるまでの時間です。

この数値が小さいほど、素早く反応するということです。

ゲーミングスマホでは25msほど、通常のスマホでは30~40ms前半が一般的です。

Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

DRM

デュアルコアビジュアルという動画でのフレーム補間とアップスケーリングをしてくれる機能が用意されています。

ただ、使えるのはYouTube・Netflixのみです。

デュアルコアビジュアル

ダブルタップで画面オンオフをはじめとして、背面タップやカメラ・ライト起動など様々なジェスチャー操作に対応しています。

ジェスチャー

背面:ガタつきほぼなし

背面はさらっとしていて、指紋汚れなどが付きにくいです。

カメラバンプが横幅一杯に広がっているため、机に置いたときにあまりガタガタしません。

POCO F9 Pro

重さは207.4gです。

重さ
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カメラ:ズーム撮影も十分綺麗

POCO F9 Proは

  • 200MP (OIS)
  • 50MP (60mm 望遠 OIS)
  • 8MP (超広角)

というトリプルカメラ構成です。

手持ち撮影した写真はこちらに保存しています。…雨続きでまだ全然撮れていませんが。

ズーム撮影では若干色味が変わるものの、十分に綺麗な撮影ができます。

10cmほど離れた位置から2.5倍ズームで撮れるので、影を落とさずに済みます。

夜景モードでは肉眼だと真っ暗な場所でも何があるかはっきり分かるレベルの明るさで撮れます。

白飛びしてしまっている部分もありますが、カメラ重視のスマホではないのでこれで十分でしょう。

スピーカー:音量がしっかり出る

POCO F9 ProはBose監修のデュアル1115F対称スピーカーを搭載しています。

低音はそれほど出ておらず中高音はクリアに聞こえます。

スピーカー

大音量でしっかり鳴らせて、背面の振動は小さめです。

4~5段階目ぐらいで低音再生時に少し振動する程度です。

スピーカー

イコライザーで好みに合わせて調整することもできます。

カスタムイコライザーはタッチ感度が良すぎるのか隣のバーまで動いてしまうことがあり、少し調整しにくかったです。

サウンド

Bluetooth Codec Changerで対応コーデックを確認するとAAC / aptX / aptX HD / aptX Adaptive / LDAC / LHDCに対応していました。

LHDC V5対応イヤホンはメーカー縛りがなく、他社のものでも利用できます。

LHDCは初期状態だと無効化されており、デバイスごとに設定でオンにしないといけません。

低レイテンシーモードもあり、ゲーム時の遅延を少し小さくできます。

Bluetoothコーデック
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ポート:50Wワイヤレス充電も対応

POCO F9 Proは100W急速充電対応で、50Wワイヤレス充電も可能です。

バッテリー容量は6330mAhと、前モデルのPOCO F8 Proより若干増量されています。

スピーカー

充電を自動調整して発熱を抑えるスマート充電や、80%で充電をストップさせるインテリジェント充電などバッテリー寿命を延ばすオプションがいくつかあります。

充電オプション

対応バンドは

  • 5G SA: n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66(70M)/77/78/26/48
  • 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66(70M)/77/78
  • 4G LTE TDD: 38/40/41/42/48
  • 4G LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/66(70M)
  • 3G WCDMA: 1/2/4/5
  • 2G GSM: 2/3/5/8

Y! mobileSoftBankLINEMOといったSoftBank系の回線はもちろん楽天モバイルでもauパートナーエリア含め利用可能で、ahamoなどのdocomo回線でも概ね問題ないでしょう。

nano SIM + nano SIM・nano SIM + eSIM・eSIM・eSIMといった組み合わせで使えるので、物理SIMだと発行手数料が取られてしまうようなキャリアでもeSIMで気軽に入れ直せます。

電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。

ボタン

性能:GPU性能は低い

POCO F9 ProはSnapdragon 8 Elite Gen 5, V seriesを搭載しています。

8 Eliteシリーズの一員ということにはなっていますがGPUを削減したバージョンのため、元々GPUチューニングが苦手なXiaomiの特性と相まって3Dゲーム性能は大きく低下しています。

一方、原神のような主にCPU性能を必要とするゲームは快適にプレイできます。

 Geekbench 7ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア1968・マルチコア8692、通常版でシングルコア1974・マルチコア8761でした。

大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

CPU
パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア5322→4208でした。

安定度は高めですが、バッテリー温度は最大51℃まで上昇しています。

サーマルスロットリングが緩めなようです。

3DMark
3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、これ一つでゲーム性能が決まるわけではありません。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア20155でした。

PCMark
PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

10000以上あれば十分です。

UFS 4.1ストレージ、LPDDR5Xメモリを搭載しています。

CPDT Benchmarkで計測した結果では、ストレージはランダムリードが遅めなどやや物足りず、メモリは順当という感じの速度でした。

CPDT
ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

CPUの使用率が高い原神をパフォーマンスモード・すべての画質オプションを最高に設定・60FPS設定にした状態でナド・クライにて30分プレイしてSceneで計測すると、平均59.9FPSで1FPSあたり68.11mWの消費電力でした。

バッテリー温度は最大46.7℃程度まで上昇しました。

原神
電力効率と平均FPSとは?

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。

電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。

ゲームで電力効率が悪いスマホは他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。

 

平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。

(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)

GPUの使用率が高い崩壊:スターレイルをパフォーマンスモード・画質オプションすべて最高設定・60FPS設定・ピノコニー「黄金の刻」で黄泉の秘技を連打して30分プレイすると平均36.8FPSでした。

バッテリー温度は51℃まで上昇し、すぐ30FPSに制限されています。

GPUリソースを使うゲームをプレイしたい時は画質設定を落とさないといけません。

崩壊:スターレイル

ゲームモードではタッチ感度やゲームオーディオ (イヤホン時に足音などを分かりやすくする) などを使えます。

原神や崩壊:スターレイルなど様々なゲームでアップスケーリングや120FPSフレーム補間ができ、負荷を抑えつつ滑らかな表示でプレイできます。

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デル株式会社

まとめ

POCO F9 Proは6.59インチの185Hz有機ELの綺麗なディスプレイを搭載し、ハイエンド寄りな割には小さめなサイズです。

値段的にはPOCO F9 Ultraとほぼ変わらないので、一回り大きな画面サイズでも良ければPOCO F9 Ultraのほうがサブウーファー付きのBoseスピーカーや真のSnapdragon 8 Elite Gen 5がある分、重たいゲームのプレイなどでも快適に使えると思います。

POCO F9 ProはAliExpressでは9/7まで商品ページで手に入るストアコード「AEF9UJP」を使うと113,221円~で購入できます。

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