OSCAL TIGER 13を貸し出していただきました。
2万円台前半で90Hz
OSCAL TIGER 13はUNISOC Tiger T760を搭載しており、普段使いの軽い作業なら十分スムーズに行える程度の性能があります。
格安ながら90Hzリフレッシュレートに対応しており、滑らかなスクロールができます。
自動通話録音やバッテリー保護機能など、地味に便利な機能も搭載しています。
目次
説明書、保護ケースや保護ガラス、充電器などが付属しています。
保護フィルムも最初から貼り付けられています。
ディスプレイ:90Hz対応
OSCAL TIGER 13は6.67インチHD+解像度のディスプレイを搭載しています。
インカメラはパンチホールで、下のベゼルが太めです。
明るさの自動調整に対応しているものの、反応はあまりよくありません。
リフレッシュレートは90Hz対応です。
アプリ毎の設定はできないものの、自動調整のほか90Hzや60Hzを優先するモードを選択できます。
残念ながらWidevine L3のため、ストリーミングサービスではHD画質で再生ができません。
背面:カメラ周りだけ鮮やか
背面はあまり指紋汚れなどが付きにくいです。
カメラのある部分だけカラーが違っており、光の反射で虹のように色が変わります。
技適マークがあるシールが貼られているもののシステム設定などには技適マーク表示がないようなので、これを剥がすと技適が無効になる恐れがあります。
重さは204.2gです。
カメラ:格安機にしては十分
OSCAL TIGER 13のメインカメラは50MP Samsung JN1で、一昔前のハイエンドスマホにも使われていたこともあって等倍なら十分綺麗です。
実物よりも彩度がやや低く、白飛びした感じに映りやすいように思います。
2倍ズームなどではノイズが増えるため、等倍撮影のほうがおすすめです。
ポート:イヤホンジャックあり
OSCAL TIGER 13の下部にはイヤホンジャックがあるため、有線イヤホンを変換アダプターなしに使えます。
バッテリー容量は5000mAhで、USB Type-C 18W充電対応です。
スピーカーは低音が弱く、音質重視ならイヤホンを、ちょっとした動画再生ぐらいならスピーカーというように使い分ければ良いと思います。
電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。
性能:軽い作業には十分
OSCAL TIGER 13はUNISOC Tiger T760を搭載しており、ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア11085でした。
スコアは8000以上あれば十分という感じなので合格ラインで、実際に使っていてもっさり感や突っかかりはありませんでした。
CPDT Benchmarkで計測した結果では、ランダムリードやメモリコピー速度が遅めでした。
ランダムリードは細かいファイルの読み込み速度に影響するので、ゲームなどには不向き…ですがそもそもSoC性能自体がゲームに不向きなので大きな問題ではないでしょう。
OS:便利機能がいくつも
格安スマホといえば大抵純正Android (AOSP) にちょっと機能を付けただけ、というOSが多いですが、OSCAL TIGER 13は格安機にしては機能が多めでデザインもカスタマイズされています。
アプリで本人確認を求められたときSMSから認証コードを自動コピーして入れてくれる機能、通話録音、ダブルタップして起動などが使えます。
通話録音はすべて自動で録音するか、特定の番号だけ録音するか選べます。
コントロールセンターはクイック設定タイルが並んだスタイルにするかコントロールと通知を同時表示するか好きな方を選べます。
バッテリーを長持ちさせるために夜間にゆっくり充電させる機能や、自分で最大容量を設定して70~90%などで充電を止めさせる機能もあります。
格安スマホでバッテリー寿命を延ばすための機能を搭載しているのはなかなか珍しいです。
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