OPPO Pad SEレビュー:安価ながら4基スピーカーや大容量バッテリー搭載、目に優しい大画面タブレット

OPPO Pad SE

OPPO Pad SE 日本版を貸し出していただきました。

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普段使いを快適に

OPPO Pad SEはMediaTek Helio G100を搭載したタブレットです。

2万円台ながらもクアッドスピーカーや9,340mAh大容量バッテリー、90Hzリフレッシュレート対応の11インチFHDディスプレイを搭載しており、スムーズな動作で普段使いが快適です。

ディスプレイはTÜV Rheinland認証の低ブルーライト&フリッカーフリーで、長時間使っても目が疲れにくくなっています。

  • 目に優しいディスプレイ
  • 80%での充電停止に対応
  • 9,340mAh大容量バッテリー
  • クアッドスピーカー
  • 4G・GPS非対応 (OPPOスマホ連携もなし)
  • 輝度センサー以外のジャイロ等は非搭載
OPPO Pad SE
OS ColorOS 15 (based on Android 15
RAM 4GB LPDDR4X
ストレージ 128GB UFS 2.2
SoC MediaTek Helio G100
ディスプレイ 約11インチ
1920 x 1200
アスペクト比 16:10
90Hzリフレッシュレート
LCD
サイズ 約255 × 約166 × 約7.4mm
重さ 約530g
SIM 非対応
リアカメラ 約500万画素
フロントカメラ 約500万画素
バッテリー 9,340mAh
USB端子 USB Type-C

OPPO Pad SE

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ディスプレイ:見やすい

OPPO Pad SEは11インチ1920 x 1200解像度のディスプレイを搭載しています。

ゴツすぎず狭すぎずのちょうど良いサイズのベゼルで、持ったときに誤操作は起きにくいです。

OPPO Pad SE

アスペクト比 16:10でマンガの見開き表示もでき、11インチの大型ディスプレイのおかげで見やすいです。

マンガ

明るさを最大にして全白画像を表示した状態で輝度をLX-1336Bで計測すると、最大353nitに達しました。

輝度

nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

リフレッシュレートは90Hz対応です。

リフレッシュレート

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均170Hz程度でした。

タッチサンプリングレートとは?

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。

この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。

ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。

目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。

Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

DRMギャラリーアプリではAI機能を多数利用でき、写真の中の不要なものを消せるAI 消しゴム、ボケた写真を綺麗にしてくれるぼけ除去、ガラスに反射してしまった写真から反射をなくす反射除去といった便利な機能が揃っています。

エディタ

背面:シンプルなデザイン

背面はメタリックで、指紋汚れなどが付きにくいです。

カメラやロゴは中央寄せで配置されており、シンプルなツートンデザインです。

OPPO Pad SE

重さは533.8gです。

重さ

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スピーカー:音の広がり良し

OPPO Pad SEはクアッドスピーカー搭載です。

音の広がりがよく、音量もしっかりと出ていて聞きやすいです。

中低音・ボーカルが目立つ一方重低音はやや控えめで、音量を4段階以上に上げていくと徐々に背面が振動し始めます。

スピーカー

ORealityという独自のサウンド効果に対応し、音楽やゲーム用などに調整できます。

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ポート:9,340mAhバッテリー搭載

OPPO Pad SEは9,340mAh容量のバッテリーを搭載しており、33Wでの充電が出来ます。

80%までで充電を止められる電荷制限に対応しているので、充電器に繋ぎっぱなしのときのバッテリーへの負担を減らせます。

80%

O+ Connectを使えばWindows PCやiPhoneなどと手軽にファイルなどの共有ができるようになります。

ただ、OPPOのハイエンドモデルにある「スマホのモバイルデータやGPS位置情報をタブレットへ共有して利用可能にする」機能 (通信の共有) は搭載されていないため、屋外で使いたい場合はテザリングするしかありません。

「通信の共有」機能があれば省電力に通信できるほか簡易的なナビ用途にも使いやすいので、次のモデルでは対応してもらいたいところです。

Wi-Fi 5対応で、リンク速度は433Mbpsでした。

センサー類は加速度と輝度センサーぐらいで、近接やジャイロセンサーは搭載していません。

屋内向けとして割り切った仕様になっています。

電源ボタンや音量ボタンは右側面にあります。

指紋認証はできず、顔認証のみ可能です。

性能:普段使いに十分

OPPO Pad SEはMediaTek Helio G100を搭載しており、普段使いの操作はスムーズに行えます。

 

Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア717・マルチコア1886、通常版でシングルコア718・マルチコア1882でした。

大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

CPU

パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア378→365でした。

重たい3Dゲームには不向きなGPU性能ですが、動画再生や軽いゲームなどには十分です。

GPU

3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、人気ゲームがほぼVulkan APIを使っていないことを考えるとスコアはあまり役に立たず、GPU使用時の発熱具合の確認が主となります。

Vulkanで性能が出るならOpenGLでも高い性能だろう、発熱しやすいなら実ゲームではFPS維持が難しいだろうといった推測しかできません。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア8228でした。

最低限快適に使えるラインのスコアです。

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

8000以上あれば十分です。

UFS 2.2ストレージ、LPDDR4Xメモリを搭載しており、CPDT Benchmarkで計測した結果でもそこそこの速度でした。

ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

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デル株式会社

まとめ

  • 目に優しいディスプレイ
  • 80%での充電停止に対応
  • 9,340mAh大容量バッテリー
  • クアッドスピーカー
  • 4G・GPS非対応 (OPPOスマホ連携もなし)
  • 輝度センサー以外のジャイロ等は非搭載

OPPO Pad SEは2万円台という安さでありつつも高いディスプレイ品質や長持ちさせやすい大容量バッテリー、音量の出るクアッドスピーカーなど普段使いを快適にできる機能が揃っており、高いビルドクオリティで仕上がっています。

家の中で使うための動画再生用や電子書籍閲覧用のタブレットが欲しい、子供用に目に優しい表示ができるタブレットが欲しいという方におすすめです。

 

OPPO Pad SEは25,800円で購入できます。

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