OPPO Pad Neoを貸し出していただきました。
マンガが見やすいタブレット
OPPO Pad NeoはMediaTek Helio G99を搭載したタブレットです。
アスペクト比7:5のディスプレイを搭載しているおかげで、16:10などのタブレットと違ってマンガを見開き表示したときに余白が小さく表示できる、ブラウザやオフィスアプリで広いエリアを一度に見られるなどのメリットがあります。
OPPO Pad Neo | |
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OS | Android 14 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB microSDカード対応 |
SoC | MediaTek Helio G99 |
ディスプレイ | 11.4インチ 2408×1720 90Hzリフレッシュレート LCD |
サイズ | 約255×188×6.9mm |
重さ | 約538g |
SIM | — |
リアカメラ | 8MP |
フロントカメラ | 8MP |
バッテリー | 8,000mAh |
USB端子 | USB Type-C (USB 2.0) |
ディスプレイ:アスペクト比7:5で広い表示エリア
OPPO Pad Neoは11.4インチ 2408×1720解像度のディスプレイを搭載しています。
アスペクト比が7:5なのでマンガの見開き表示をしたときにほとんど余白ができません。
ブラウザでのウェブページ表示やExcel・スプレッドシート表示などでも、一般的なアスペクト比16:10のタブレットより広い範囲を一度に見られて便利です。
一方動画では黒帯が大きめに出てきます。
明るさ最大での全白画像表示時に輝度をLX-1336Bで計測すると、最大362nitでした。
明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。
屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。
ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。
リフレッシュレートは90Hz対応です。
タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均180Hz程度でした。
画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。
この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。
ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。
目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら大きめで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。
Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。
背面:メタリック
背面は上部以外はメタリックでひんやりとしており、指紋汚れなどが付きにくいです。
上部だけ光沢がある素材となっています。
重さは537.5gです。
ポート:Dolby Atmos対応スピーカー
OPPO Pad NeoはDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載しているため、他社の格安タブレットと違って音の広がりがよく低音や高音がしっかり聞こえます。
ただDolby Atmosのモードが「スマート」だとYouTube動画を再生するとき人の声を強調するせいか固い寒色気味の音で低音が軽いように聞こえるため、音楽をメインとした動画を再生する場合は「音楽」モードに切り替えた方が良いです。
BluetoothではLDAC・aptX HD・aptX・AACに対応しており、格安タブレットの中では比較的対応コーデックが多めです。
8,000mAh容量のバッテリーを搭載し、33W充電に対応しています。
80%まで充電したら充電を停止するというバッテリー保護機能も用意されています。
80%になったあとも充電器に繋ぎ続けていると「バッテリーを充電せず充電器から直接給電する」バイパス充電のような状態になるようです。
近接センサーは搭載していないものの、輝度や磁気センサー、ジャイロスコープなどは搭載しています。
性能:最低限
OPPO Pad NeoはMediaTek Helio G99を搭載しており、最低限度の性能となっています。
ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア8011でした。
普段使いの軽い操作なら十分スムーズに行えます。
ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。
高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。
8000以上あれば十分です。
CPDTでストレージ速度を計測すると以下のようになりました。
Helio G99搭載機としては十分でしょう。
まとめ
アスペクト比7:5の11.4インチディスプレイのおかげで表示エリアが広いため、マンガ表示やオフィスアプリ使用のためにタブレットを使いたい、という方におすすめです。
スピーカーもクアッドでDolby Atmosに対応し、他社の格安タブレットより音質や音の広がりが良いので、あまり予算はかけられないけれどスピーカー音質は落としたくないという方にも良いと思います。
2025/02/15現在44,800円で販売されています。