OnePlusが欧州と北米での新製品展開を終了すると発表しました。
OnePlusが欧米から撤退
OnePlusは親会社OPPOによる再編の一環として、欧州と北米で新しい製品を発売しないとコミュニティにて明らかにしました。
最近ではOnePlus Nord CE6やOnePlus Pad Go 2といったスマホ・タブレットがいくつかリリースされていましたが、今後のグローバル版新製品の調達はさらに難しくなりそうです。
とはいえ既存ユーザーのサポートや保証は続くため、いま使っている端末がすぐに使えなくなるわけではありません。
撤退の背景にある事情
今回の決定は、OPPOが進める大規模なブランド再編の一部として行われます。
メモリ価格の高騰により、OnePlusが強みとしてきた高スペックと低価格の両立が難しくなっていたこと、欧米やインドでの勢いの低下や、中国ブランドが欧米でスマホを販売することへの地政学的な懸念も要因として挙げられています。
OPPOは今回の撤退について、資源を集中させるための戦略的な判断だと説明しています。
既存ユーザーはどうなる
OnePlusは、手元にある既存デバイスへの対応は変わらないとしています。
各機種であらかじめ約束されたサポート期間内であれば、ソフトウェアアップデートやセキュリティパッチの配信が続きます。
保証やアフターサービスも、購入時の条件どおりに引き続き受けられる形です。
修理サービスについても、条件を満たす端末であれば継続して利用できます。
OxygenOSからColorOSへ
今回の再編にあわせて、OnePlus独自のOxygenOSからOPPOのColorOSへの移行が進みます。(とはいえ数年前から実質的に中身はほぼColorOSでしたが)
ColorOS 17の正式リリース後、対象となる既存のOnePlus端末は任意でColorOSへアップデートできるようになり、対象外となる旧機種についてはこれまでどおりバージョンの維持サポートが続きます。
ColorOSへ更新したあとにOxygenOSへ戻すことも可能とされており、具体的な対象バージョンは今後の公式発表を待つ形です。
中国事業は継続
OnePlusは、本拠地である中国では引き続き事業を展開します。
残る大きな市場はインド程度で事実上グローバルで発売しないも同然の状態になるため、今後は中国版しか購入できなくなる可能性があります。
なお、realmeは中国市場での製品の一時停止とグローバル市場への集中を発表しています。「パフォーマンス」と「ゲーム」の領域に焦点を当てて展開する方針とのことです。
まとめ
OnePlusは一時期「フラッグシップキラー」として存在感を放っていたため、欧米市場から撤退を余儀なくされるほど追い詰められたことは大変残念です。
OPPOグループの中ではOnePlusはBootloader Unlockの制限がかなり緩いブランドであり、選択肢が削られるとなるとカスタムROM界隈の勢いもさらに落ちそうです。


