Kiwi Ears Orchestra IIをいただきました。
バランスが良く聴き疲れしない
Kiwi Ears Orchestra IIは10基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを搭載したインイヤーモニター(IEM)です。
モニター用途としての「正確さ」と、音楽鑑賞としての「楽しさ」を巧みに融合させたというイヤホンで、透明なシェルから見える内部構造が美しいです。
低音から高音までバランスのとれたサウンドになっていて、聴き疲れしにくく長時間の音楽鑑賞にも向いています。
キャリングケースやイヤーピース、ケーブルなどが付属しています。
イヤーピースはシリコン製のものがサイズ違いで合計12ペアも付属しており、自分の耳に合うものを細かく選べます。
ケースは耐久性の高い合成ファブリック素材が使われており、内部は広く作られています。
イヤホン本体とケーブルを入れても余裕があり、断線の原因となるケーブルの折れ曲がりや傷を防げます。
付属のケーブルは銀メッキ銅線を使用した編み込みタイプです。
左右が分かりやすくなっていて、耳に掛けやすいタイプです。
3.5mmプラグと4.4mmバランスプラグを自由に交換できるので、好きなDAP・DACに合わせて使い分けられます。
透明シェルで中身が見える
本体は透明な樹脂(レジン)で作られており、内部にぎっしりと詰まったドライバーや配線が見える美しいデザインです。
フェイスプレートはハニカム模様の金属仕上げに真珠のような光沢が重なり、派手すぎず上品な印象です。
形状は耳にフィットしやすいエルゴノミックデザインです。
10基のドライバーを搭載しているため、シェル本体はやや大きめで厚みがあります。
空気穴(ベント)がない「完全密閉構造」で最小限の高調波歪みを実現したそうです。
遮音性が高い一方、装着時に耳の中が吸い付くような圧迫感(密閉感)を感じることがあります。
バランスの良いサウンド
Kiwi Ears Orchestra IIは超高域用2基、高域用2基、中域用4基、低域用2基という構成です。
特に低域用のドライバーには大型のカスタムBAを採用しており、BA型特有の「音が軽い」という弱点を克服し、厚みのある低音を鳴らしてくれるとのこと。
実際に聴いた印象でも低域は確かに厚みがあり、量感で押すような感じではなく、密度が高いように思います。
キックドラムのアタック感やベースラインの質感が明瞭で、他の帯域を邪魔しません。
中域やボーカルは透明感がありクリアに聞こえ、特に女性ボーカルの表現力が高く、よく合います。
高域は高い解像度を持ちながらも、耳に刺さるような鋭さを抑えた丁寧な調整がされています。
シンバルの余韻や空気感をしっかりと表現しつつ、長時間聴いていても聴き疲れしにくいです。
まとめ
Kiwi Ears Orchestra IIは派手な味付けがなく、原音に忠実なバランスの良いサウンドで鳴らしてくれます。
密閉型特有の装着感には多少の慣れや工夫が必要ですが、遮音性が高く音楽に集中しやすいです。
Linsoulでは2025/12/14現在55,192円で販売されています。








