KiiBOOM Allureレビュー。ニュートラルなサウンドのシングルドライバーイヤホン

KiiBOOM Allureをいただきました。

フラットな音のイヤホン

KiiBOOM Allureはベリリウム膜を採用したダイナミックドライバーを搭載しています。

DLC（ダイヤモンド・ライク・カーボン）ポリマー振動板も採用されています。

付属品は0.78mm 2ピンケーブルとイヤーピース (S・M・Lサイズ)、保護ケースです。

ケーブルは特に巻かれずにそのまま入っているというかなり質素な印象のパッケージです。

ケーブルは耳に掛けやすいようになっています。

CNC加工されたシェルで、触ると少しひんやりとします。

感度112dB、インピーダンス18Ω、周波数応答範囲20Hz-40kHzです。

定位感

定位感は特に問題なく、上下左右の動きもはっきり感じられました。

遠くの音がちゃんと遠くで鳴っているように感じられます。

低音

全体的にフラットな印象で、低音の迫力はKiiBOOM Evokeに比べると少し弱めです。

重厚感が薄いもののドラムなどはしっかりと聞こえます。

高音

高音は少しディテール・解像感に欠けるように感じます。

ニュートラルな調整になっているため、高音が出すぎると嫌だという人には良いかもしれません。

 

KiiBOOM Allureはニュートラルな音のイヤホンが好きな人向けのイヤホンです。

特定の音域に偏ったチューニングがされていない印象なので、モニター的に使うのも良いかもしれません。

もう少し高い価格帯のイヤホンに比べるとディテール感に欠ける感じがするのは価格相応といったところでしょう。

2022/12/31現在$99で購入できます。

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