Headwolf FPad6レビュー – 2万円で8.4インチ2560 x 1600解像度の小型タブレット

Headwolf FPad6

Headwolf FPad6をいただきました。

格安8.4インチタブレット

Headwolf FPad6は8.4インチディスプレイを搭載したタブレットです。

Alphawolf APad2とほぼ同じスペックで、ストレージが128GBなので値段が少し安くなっています。

Headwolf FPad6

説明書、充電ケーブル、充電器が付属しています。

Headwolf FPad6

デル株式会社

ディスプレイ:格安ながら2560 x 1600解像度

Headwolf FPad6は8.4インチ2560 x 1600解像度で60Hzリフレッシュレート対応のディスプレイを搭載しています。

FHDよりも高精細で、格安タブレットにありがちなHD解像度と違って文字がくっきり見えます。

マルチタッチは3本指までの対応です。

私の個体ではゴーストタッチ (タッチに反応しない・途切れる) は発生しませんでした。別の個体では発生することもあるそうで、当たり外れがあるままなようです。

ディスプレイ

彩度や視野角は特に問題ありません。

マンガでは見開き表示ができ、アスペクト比が16:10なので左右の余白があります。

マンガ

明るさは最大で498nitほどでした。

格安タブとしては明るめです。

明るさ

照度センサーがないので明るさは自動調整できず、手動で変える必要があります。

センサー

加速度センサーやジャイロスコープは搭載しているので、モバイルデータ通信・GPSと合わせてポケモンGOのような位置情報ゲームもプレイできます。

Alphawolf APad2ではコンパスが80°ほどズレた表示だったものの、Headwolf FPad6はほぼズレずに表示できました。

技適の番号が一緒なので中身はほぼ同じなはずですが、個体差なのでしょうか…。

Headwolf FPad6

Widevine L1対応で、高画質なストリーミング再生が可能です。

DRM

背面:技適シールあり

背面はメタリックであまり指紋が目立ちにくいです。

冬場はひんやりとするので、ケースがあったほうが良いかもしれません。

背面

技適マークが書かれたシールが貼られており、剥がれると無効になる恐れがあるため要注意です。

技適

重さは371gです。

重さ

スピーカー:ながら聞きなどには十分

Headwolf FPad6のスピーカーはボーカルが目立ちやすく低音や高音の迫力・クリアさには欠けるため、音質を求めない動画再生・ながら聞き向きです。

バッテリー容量は6500mAhで、USB Type-C充電ができます。

スピーカー

イヤホンジャックがあるため、有線イヤホンを変換アダプターなしに使えます。

microSDカードとnano SIMに対応しており、容量追加が可能です。

SIM

BluetoothではAACとLDACコーデックに対応しています。

コーデック

データ通信とGPS対応のおかげで外出先でも使いやすいです。

VoLTE通話も可能でした。

VoLTE

GPS位置情報取得については屋内でも測位できるぐらいで、素早く現在地を把握できます。

GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouの4種に対応しています。

GPS

電源ボタンや音量ボタンは正面から見て右上にあります。

ボタン

LINEMO

性能:必要最低限

Headwolf FPad6はMediaTek Helio G99を搭載しています。

Geekbench 6ではシングルコア705・マルチコア1816でした。

CPU

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア8762でした。

ストレージが少ないためかAlphawolf APad2より若干低いスコアですが、誤差程度です。

普段使いできる最低限度の性能といったところで、ミドルレンジスマホ等に比べれば動作が遅めなものの、もっさりとはしない程度の動きをしています。

PCMark

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

8000以上あれば十分です。

ストレージは価格なりのそこそこの速度です。

CPDT

まとめ

動画再生や電子書籍閲覧には支障ない程度のスペックで、若干動作が重ためではあるもののポケモンGOなどもプレイできます。

個体差かもしれませんがAlphawolf APad2と違ってHeadwolf FPad6ではコンパスがほぼズレなく動作しているので、ナビ用途であればFPad6のほうが良いかもしれません。

 

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