FIIO QX11が発表されました。
HiFiとゲーミングを1台に融合
QX11はHiFiモードとGamingモードを1台にまとめたUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプです。
HiFiモードでは768kHz/32bitやDSD512のネイティブ再生に対応し、Gamingモードではゲームジャンル別の音響チューニングを利用できます。
カラーはDark GreenとGoldの2色展開。
発売日は2026年10月17日で、価格はオープン価格、市場予想価格は29,700円前後です。
ES9069Q×2と全段TI製回路
QX11はESSの2chハイエンドDAC「ES9069Q」を2基搭載しています。
第4世代32bit HyperStreamアーキテクチャーにより、DAC内部のデジタルノイズを抑えた静かな背景を実現しているそうです。
アンプ回路はプリアンプ段にTI OPA1692×2、ヘッドホンアンプ段にTI OPA1622×4の並列構成。
全段をTI製オーディオデバイスで統一し、高出力時も安定して駆動できるようにしています。
SNRは126dB以上、THD+Nは0.00043%未満と測定値も優秀です。
USBコントローラーはSPV5068で、デコード時の消費電力は150mW程度に抑えられているそうです。

最大800mWのデスクトップモード
独立給電端子にACアダプターやモバイルバッテリーを接続すると、デスクトップモード「D.MODE」が有効になります。
32Ωバランス接続時の最大出力は通常モードで360mW、デスクトップモードでは800mWまで向上します。
イヤホンはもちろん、大半のヘッドホンも余裕をもって鳴らせるパワー。
0.8%の高精度な給電検出により、電力が安定していればUSB1ポート接続のままでもデスクトップモードを使えるそうです。
出力端子は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスの2系統です。

ゲーム向け音響とAI ENCマイク
Gamingモードでは、FPS・ACT・MOBA・MUG(音楽ゲーム)のジャンル別に専用の音響効果を用意しています。
足音や銃声の方向など、ゲーム中の重要な音を聞き取りやすくしているそうです。
本体にはマイクを内蔵し、3.5mm 4極(CTIA)のマイク付きイヤホンやヘッドホンにも対応。
AI ENCによる環境ノイズリダクションで、ボイスチャットや通話でもこちらの声をクリアに届けられます。
1.14インチのカラーディスプレイはモードごとにUIが切り替わり、HiFiではサンプリングレートやゲイン、Gamingでは音響効果やマイク設定を確認できます。

45W給電やAUTO EQにも対応
USB Type-C端子は2基あり、うち1基は最大45WのPD充電に対応した給電用端子です。
スマホやタブレットを充電しながら音楽を楽しめるため、バッテリー残量を気にせず使えます。
3.5mm端子はSPDIF出力にも対応し、外部DACやアクティブスピーカーと組み合わせればUSB-DDCとしても活用可能。
FiiO Controlのアプリ版とウェブ版ではAUTO EQを利用でき、使っているイヤホンやヘッドホンに合わせてワンタップで音を調整できます。
物理式のショートカットキーも搭載し、シングルクリック・ダブルクリック・長押しにEQ切替やモード切替などを割り当てられます。
アルミ合金製ボディは約64×28.8×13mm、約36gとコンパクトで、専用レザーケースも付属します。

HiFiもゲームも1台で楽しめる
FIIO QX11はES9069Qのデュアル構成と全段TI製回路による音質に加え、ゲーム向け機能まで詰め込んだUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプです。
デスクトップモードでは最大800mWを出力でき、ヘッドホンもしっかり鳴らせます。
発売日は2026年10月17日、市場予想価格は29,700円前後。
音楽鑑賞とゲームを1台でこなしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

