Creality Sermoon S1 3Dスキャナーをいただきました。
マーカーフリーで様々なサイズに対応
Creality Sermoon S1は体積精度0.02mm + 0.08mm/mを実現し、5mm~4000mmのオブジェクトに対応している3Dスキャナーです。
小物だけでなく人や大型の物体も3Dスキャンできるため、様々な物の3Dプリントや3Dモデル化が簡単になります。

頑丈なケースに入っており、持ち手もあるので持ち運びしやすいです。

電源アダプター (日本プラグを含む4種のプラグに交換可能)、キャリブレーション用ボード、USB Type-C to Aケーブル、USB Type-A to C変換アダプター、マーカーなどが付属しています。

USB-C接続+電源で利用
Sermoon S1はUSB Type-CケーブルでPCと接続し、電源アダプターから電力供給する仕組みになっています。

USB Type-Cポートはネジでロックできるようになっており、使用中にケーブルが外れてしまうことはありません。

腕を通せるストラップも付いているので、手が滑ってしまっても地面には落としにくくできます。

ケーブルが分岐していて電源用ポートがあり、電源アダプターとPC両方へ接続しないといけません。(PCのみでは電力が足りず起動しません)
PCのスペックはWindowsではIntel Core i7 Gen10 CPU、NVIDIA GPUが推奨されており、本体の重さが520.4gあることとケーブルの長さが相まって、少し取り回しが悪く感じることがあります。
高性能なノートPCを持っている方なら問題ないものの、デスクトップPCだけだとスキャンできる場所が限られてしまいます。

なお、別売りのScan Bridgeを用意すればワイヤレスでスキャンできるようになります。
AndroidやiOSデバイスと接続できるようになり、かなり自由度が増します。
これなら大型の車やバイク、像なども屋外でスキャンしやすいですし、大型のモノをスキャンしたい場合は一緒にScan Bridgeを買っておいた方が良いと思います。

手元のボタンで簡単操作
Sermoon S1は本体にボタンが付いており、スキャン開始・一時停止やズーム、明るさ調整などが素早くできます。
PCと接続しているときもマウス操作せずに手元で完結できるので、ブレずに綺麗なままスキャンを終えられます。

スキャン中は適切な距離を保てているかどうかを光で教えてくれます。
緑だと適切な距離なので、これを目安にスキャンすると綺麗になりやすいです。

専用アプリでスキャンから点群処理まで
Sermoon S1はCreality Scanアプリを使ってスキャンやメッシュ処理、調整ができるようになっています。
基本的にはアプリのインストールさえしてしまえばPCとSermoon S1を接続するだけで認識され、使い始められます。

初回はキャリブレーションをするよう推奨されています。

付属のキャリブレーションボードをスキャンして、図に合わせるように位置を変えていきます。
10ステップあるのでなかなか大変ですが、一度やれば次からはしなくても良いので少しの我慢です。

新規プロジェクトの作成&スキャン開始、融合、メッシュ化、カラーマッピングという大きく分けて4ステップでスキャンと処理ができ、すべてCreality Scanアプリ内で済ませられます。

人体をマーカーなしでスキャン可能
スキャンのモードとして「ブルーラインレーザー」と「赤外線モード」の2つがあります。
ブルーラインレーザーだと最大 0.02mmの精度・最高90fpsのスキャン速度で素早く高精度なスキャンが可能です。

赤外線モードだと最大 0.075mmの精度・最高30fpsになる一方で、人体もマーカーなしでスキャンできます。

素早く移動しすぎないよう注意しながらスキャンすれば、1分ほどでスキャンを終えられます。
スキャン後のメッシュ処理はワンクリック処理が可能で、自動的に融合やメッシュ化などをしてくれます。
手間が掛からないので良いですね。

手動で調整しながらメッシュ化などをすることもできます。
日本語翻訳が微妙なところもあるものの、大体の意味は分かると思います。

青色レーザーラインと赤外線構造光を組み合わせたハイブリッドシステムのおかげで、5×5×5mm³の小さな物から4000×4000×4000mm³の大型の物体までスキャンできます。
45 x 55 x 57.5cmサイズの大型ぬいぐるみも時間を掛けずに綺麗にスキャンできました。

黒色物体や金属素材もスプレー剤なしで高精度スキャンできることもウリにされていて、カラーマッピングするとちゃんと黒い部分もスキャンできていることが分かります。
今回はScan Bridgeがないため屋内でのスキャンでしたが、屋外の明るい場所でも問題なくスキャンできるそうです。

スキャン後はply・obj形式のファイルとしてエクスポートできます。
3Dモデルとして使ったり、3Dプリンターで立体化したりと色々な用途に使えます。

小物から大型の部品や車体など、色々なものを手間なく3Dスキャンしたいという方におすすめです。
2025/09/30現在公式サイトでは429,000円で購入できます。

