オーディオテクニカのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX9MK3」が発表されました。
オーテク最上位の完全ワイヤレス
ATH-TWX9MK3は前モデルATH-TWX9MK2のノイズキャンセリング性能と高解像度サウンドを、さらに引き上げたフラッグシップモデルです。
装着状態に合わせて自動で最適化するノイズキャンセリング「フィット・アダプティブ」や、ベリリウムコーティングの新ドライバーを搭載。
LHDC-V5による192kHz/24bit再生や、ケース併用で最大45時間の再生にも対応しています。
カラーはブラックとベージュの2色で、価格は41,800円、発売日は2026年11月20日です。
装着状態に合わせて最適化するANC
ATH-TWX9MK3は装着状態をリアルタイムに検知し、その都度最適なフィルター特性へ自動調整する「フィット・アダプティブ」を新たに搭載しました。
耳の形や装着の深さは人によって異なり、同じ人でも左右で違いがあります。
そうした個人差を吸収し、いつでも安定した静寂空間を作れるそうです。
マイクにはS/N比を高めたMEMSマイクを採用し、ATH-TWX9MK2よりノイズ検出の精度が向上。
専用アプリ「Connect」ではTransit/Outdoor/Indoorの3種類のプリセットから、環境に合ったモードを選べます。
通話中でもノイズキャンセリングとヒアスルーの切り替えが可能です。

Pure Motion Driver Gen2を搭載
ドライバーは5.8mmの「Pure Motion Driver™ Gen2」です。
振動板にベリリウムコーティングを採用して過渡特性と収束速度を高めたことで、音のにじみを大幅に抑えたそうです。
打楽器やピアノの音の輪郭までクリアに再現。
外磁型磁気回路やエッジマウント方式、空中配線したボイスコイルなど、小型ドライバーでも量感のある音を出すための工夫が詰まっています。

コーデックはLHDC-V5/LDAC/LC3/AAC/SBCに対応しています。
LHDC-V5ならBluetoothとして最高クラスとなる192kHz/24bitのハイレゾ再生に対応。
ハイレゾ配信サービスの音源を、ワイヤレスでも解像度を落とさず楽しめます。
可変ビットレート時は低い帯域幅で接続を維持できるため、電波環境が悪い場所でも音切れしにくいそうです。
Bluetooth 6.0準拠で、LE AudioとAuracastの受信にも順次アップデートで対応予定です。

最大45時間再生と高音質な通話
新世代のBluetooth SoCを採用し、ATH-TWX9MK2比でノイズキャンセリングON時の再生時間が約1.8倍に伸びました。
イヤホン単体ではノイズキャンセリングONで最大11時間、OFFで最大15時間の再生が可能です。
充電ケース併用時はONで最大33時間、OFFで最大45時間、LHDC-V5使用時では約6時間、LDAC使用時は7〜9時間となります。
15分の充電で約1.5時間再生できるクイック充電に対応し、充電ケースはQiワイヤレス充電も可能です。

通話用にはビームフォーミングマイクに加え、深層学習(DNN)を応用した環境ノイズリダクションを新たに搭載。
周囲の雑音と人の声をより分け、オンライン会議や外出先でもクリアな声を届けられるそうです。
イヤホン本体からマイクのミュート操作もできます。
楕円イヤピースで快適な装着感
筐体は初代ATH-TWX9から続く「キャビティフィット」設計をさらに磨き上げた「アドバンスド・キャビティフィット」です。
イヤピースは同社ワイヤレス製品として初の楕円形状。
真円ではない耳道の形に合わせることで接触圧を均一にし、長時間でも痛くなりにくいそうです。
導管の長さが異なるStandardとLongを各4サイズ、計8種類付属します。
重さはイヤホンが片側約5.1g、充電ケースが約50g。
防滴性能はIPX4相当で、2台同時接続のマルチポイント(LE Audio使用時を除く)にも対応しています。

ニューロミュージックとアプリ機能
専用アプリ「Connect」のサウンドスケープ機能には、VIE社が神経科学の知見をもとに制作した「ニューロミュージック」を収録しています。
アルファ波を誘発するリラックス向け2曲と、ガンマ波を誘発する集中向け2曲の計4曲。
聴き比べて選ぶだけで好みの音に近づける4ステップの「サウンドナビゲーター」も新たに用意されています。
グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーで細かく調整することも可能です。
このほか低遅延モードや、最後に接続が切れた場所を地図で表示する「製品を探す」機能、音量ステップを32段階・64段階に増やす設定などにも対応しています。

まとめ
ATH-TWX9MK3は装着状態に合わせて最適化するANCと、LHDC-V5による192kHz/24bit再生を両立したオーディオテクニカのフラッグシップイヤホンです。
ノイズキャンセリングON時でもイヤホン単体で最大11時間使える、1日を通して頼れるスタミナも魅力。
価格は41,800円で、2026年11月20日に発売されます。

