Aladdin Marca Maxを貸し出していただきました。
壁から17.8cm離すだけで100インチの投影が可能
Aladdin Marca MaxはIMAX EnhancedとDolby Visionの認証を取得した4K Ultra HD対応プロジェクターです。
通常のプロジェクターだと壁に向かって投影させるために離れた位置に置かないといけませんが、Aladdin Marca Maxは本体を壁から17.8cm離すだけで4K・100インチの大画面投影ができるという超短焦点設計になっています。
壁の近くに置いたままにできるので邪魔になりにくいですし、ファン音も聞こえにくくなるので没入感が増します。
説明書、電源ケーブル、リモコン、電池が付属しています。
豊富なポート
本体には再生素材が使用されており、プロジェクターのように見えない上品なデザインです。
背面にはHDMI 3つ (一つはeARC対応) や光デジタル音声端子、3.5mmジャックに有線LANポートなどがあります。
パソコンやゲーム機はもちろん、テレビやスピーカーなどとも接続しやすくて良いですね。
Google TV対応メディアストリーミングプレイヤーも付属しています。
Aladdin Marca Max自体にも動画再生アプリが入っているものの、Google TVスティックを使ったほうがより幅広いサービスに対応できます。
台形補正やフォーカスを自動でしてくれる
Aladdin Marca Maxは自動で台形補正やフォーカスをしてくれるため、手作業で調整する手間はありません。
壁の色や凹凸についても補正できるため、投影用のスクリーンがなくてもどこでも手軽に、綺麗に投影できます。
90~150インチの大画面投影ができます。
最小でもかなり大きめなため、壁面がごちゃごちゃしている場合は被ってしまうことがあるのでまず片付けておく必要があります。
Aladdin Marca Maxの操作はリモコンのボタンでできるほか、音声でも操作できます。
ABEMAや壁時計など色々なアプリがプリインストールされています。
テレビ・レコーダーと接続することで、テレビ番組を投影することもできます。
右下のアイコンには見覚えのある方も多いかと思いますが、実はAladdin Xはあの人気ゲーム、スイカゲームの開発元でもあります。
プロジェクターに内蔵されているおかげで別途ゲーム機などを用意しなくても、大画面でスイカゲームを楽しめます。
ランキングでトップ3に入るとポイントをもらえる仕組みになっているので、挑戦しがいがあります。
たき火や窓の外の風景が見えているかのような動画を流してくれるアプリや、お気に入りのイラストを使って時計を投影してくれるアプリなどもあるため、日常で投影し続けたままにすることで気分転換やインテリアの一部として使えます。
身長を記録しておける「せいくらべ」、子供が描いた海のいきもののイラストを映像の中で泳がせたり、餌をあげて飼育したりできるアプリ「マジカルスケッチ」といった家族向けの面白いアプリもあり、単なる動画投影を超えた幅広い使い道が用意されています。
アプリストアでは追加で他の動画サービスのアプリを追加したり、映像を買ったりできます。
YouTubeなどを見る場合は付属のGoogle TVスティックを使った方がログインしやすくて便利だと思います。
フレーム補間やIMAX Enhancedなどにも対応
Aladdin Marca Maxは2500ANSIルーメンでかなり明るく、鮮やかな映像で投影してくれます。
カラーは標準そのままで綺麗ですが、好みに合わせて調整することもできます。
IMAX EnhancedとDolby Visionに対応し、ゲームモードをオンにすればより低遅延になりゲーム画面の投影にも使いやすくなります。
MEMC・フレーム補間やHDR、局所コントラストといった映像表現を強化する機能を利用できます。
フレーム補間は有効だとヌルヌルした表現になる一方、元の動画に慣れていると逆に滑らかすぎて違和感がある場合もあるので、気に入らなければオフにしておきましょう。
鮮やかで綺麗な映像を楽しめます。
標準設定だと白が多いシーンでまぶしいくらいの明るさなので、若干明るさを下げても良いかもしれません。
MT9669 CPU搭載・Wi-Fi 6 2.4GHz / 5GHz対応のおかげもあって再生はスムーズで、途中で止まるようなことはありませんでした。
サウンド面ではハーマン・カードン、DTS Virtual:X、Dolby Atmosの3種類から選べるようになっています。
低音が特に強調されており、ベースやドラムだけ分離しているように聞こえることがありました。
プロジェクター本体が自分の位置から離れているため冷却ファンの音が聞こえにくく、音楽に集中しやすいです。
壁の前に置いておくだけでプロジェクターを移動させることなくすぐ投影できるので、よりプロジェクターが生活に身近になると思います。
オートフォーカスや台形補正で手間いらず、外部スピーカーが要らないぐらいの音質十分なスピーカーで、これ一台あれば満足すること間違いなしです。
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