Petoiの手のひらサイズのロボット犬キット「Quaddle」がKickstarterで応援購入を受け付けています。
4サーボで動く手のひらロボット犬
QuaddleはNybbleやBittleを手がけたPetoiが開発した、机の上で遊べる小型の4足歩行ロボットキットです。
キャンペーンの締め切りは2026年10月9日2時39分で、配送は2026年12月上旬から始まる予定です。

独自の脚で全方向に移動
一般的な4足歩行ロボットは12個以上の関節を使いますが、Quaddleはわずか4個のサーボで動きます。
1つのモーターで肩と膝をまとめて動かす「MinDoF」と呼ぶ脚を採用しているそうです。
部品点数を減らしてコストを抑えつつ、バッテリー持ちも伸ばせるとのこと。
足先には小さなベアリングが車輪として付いており、脚の角度に応じて自動で走行モードに切り替わります。
前後の歩行に加えて、その場での旋回や横移動もこなせます。

ESP32-S3を2基搭載
Quaddle Buddy / ScoutはESP32-S3を2基搭載しています。
1基はモーション制御専用、もう1基はAI会話やスマートホーム操作などを担当するAIコアです。
背中にはRaspberry Pi Zeroを取り付けられ、AIコアの代わりの頭脳としても使えるそうです。
USB接続中は給電しながら開発でき、バッテリーでは最大2時間歩行できるそうです。
バッテリーは交換式なので、予備を用意すれば長時間遊べます。
4モデルから選べる
Builderは歩行やトリックに加え、ブロック・Python・C++でのプログラミングに対応したベーシックモデルです。
Builderのサーボを位置検出付きのP1Lに置き換えた上位版がBuilder PLUS。
BuddyはBuilder PLUSの構成にAIコアを加え、AI会話や動きの記録・再生に対応します。
ScoutはBuddyの機能に加え、ジェスチャーや光、距離を検知するレーダーモジュールを搭載しています。
キット版と組み立て済みの2種類から選択できキット版はネジを使わないはめ込み式で、10分ほどで組み立てられるとのこと。
P1Lサーボは位置フィードバックを持つため、面倒だった関節のキャリブレーションも10秒ほどで終わるそうです。

手で動かして動きを教えられる
位置検出対応のP1Lサーボを搭載するBuilder PLUS、Buddy、Scoutは、手で脚を動かした動きをそのまま記録して再生できます。
コードもアプリも不要で、10秒ほどで歩き方を教えられるそうです。
記録した動きはSkill Composerで細かく編集でき、ほかのQuaddleとも共有可能。
Ape Roboticsと共同開発したブラウザ上のシミュレーターも用意されています。
実機のESP32-S3の制御ロジックと物理挙動を再現しており、ロボットが届く前からコードを試せます。
プログラミングはドラッグ&ドロップのブロックから始めて、PythonやMicroPython、Arduino C++へとステップアップできます。

スマートホームやROSにも対応
AIコアはTuyaOpenと連携しており、話しかけるだけで照明を点けたり室温を下げたりできます。
Kickstarterの支援者向けには、LLMサービスの利用料をPetoiが負担するそうです。
AIコアにESPHomeやXiaozhi AIを書き込んで使うことも可能。
ROS/ROS2にも対応し、Raspberry Pi Zero経由やWi-Fi・Bluetooth経由で制御できます。
本体のシェルにはLEGOブロックを取り付けられ、3Dプリント用のシェルデータも公開予定です。
パーツを組み替えて2足歩行ロボットやメカナムホイール車に改造するといった遊び方もできます。

まとめ
Petoi Quaddleは4個のサーボで歩行から横移動までこなす、手のひらサイズのロボット犬キットです。
AI会話や動きの記録・再生に加え、ブロックからC++まで段階的にプログラミングを学べます。
キャンペーンは2026年10月9日2時39分までで、配送は2026年12月上旬から始まる予定です。
ロボット工作やAIに触れてみたい人は、早めにチェックしてみてください。


