Lenovo Tab Plus Gen 2レビュー:JBLの9基スピーカーやスタンド搭載のエンタメ特化タブレット

Lenovo Tab Plus Gen 2

Lenovo Tab Plus Gen 2を購入しました。

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目次

9基のスピーカーを搭載

Lenovo Tab Plus Gen 2はJBLチューニングの9基スピーカーを搭載したタブレットです。

背面のウーファー・パッシブラジエーターがタブレットとしては異様な大きさで目立っており、そのサイズに見合った迫力あるサウンドを鳴らしてくれます。

キックスタンドも内蔵しており動画を見やすい角度に調整できるうえ、立てておけない場所でも吊り下げて使うこともできて便利です。

  • 9基のスピーカーで迫力あるサウンド
  • スタンド内蔵で吊り下げも可能
  • 12.1インチ2.5K画面
  • 45W急速充電対応の10,200mAhバッテリー
  • microSDカードスロットあり
  • ゲーム性能はあまり高くない
  • 電源・音量ボタンが特殊で慣れが必要
項目Lenovo Tab Plus Gen 2
OSAndroid 16
RAM8GB LPDDR5
ストレージ256GB UFS 3.1
SoCMediaTek Dimensity 7400
ディスプレイ12.1インチ
2560 x 1600
120Hzリフレッシュレート
アスペクト比 16:10
サイズ278.8 × 181.1 × 6.8mm
重さ775g
SIMなし
リアカメラ13MP
フロントカメラ8MP
バッテリー10,200mAh
USB端子USB Type-C (USB 2.0)

 説明書、保護ケースや充電ケーブル、充電器などが付属しています。

背面スピーカーがデカすぎるのであまり守れていない気がしますが、仕方がありません。

付属品
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ディスプレイ:ちょうどいいベゼル

Lenovo Tab Plus Gen 2は12.1インチ2560 x 1600解像度のディスプレイを搭載しています。

細すぎず太すぎない程度のベゼルが残されており、手で持つときに誤操作はしにくいです。

明るさを最大にして全白画像を表示した状態で輝度をLX-1336Bで計測すると、最大599nitに達しました。

屋内向きです。

nitとは?

明るさの度合いを示す単位で、高いほど明るいという意味です。

屋内では400~500nit程度、屋外では800~1000nit程度でないと見にくいとされています。

ちなみに、明るさの自動調整をオンにしないと最大値が制限される機種が多いです。

リフレッシュレートは120Hz対応です。

タッチサンプリングレートをTouch Sample Rate Testerで計測すると、シングルタッチ・マルチタッチともにMovement Rateは平均190Hz程度でした。

タッチサンプリングレートとは?

画面をタッチしたときの感度の高さに関係しています。

この数値が大きいほど、タッチに素早く反応してくれることが多いです。

ただし実際にはタッチ遅延はそれだけでは決まらず、他の要因が影響して最終的なタッチ遅延は大きいこともあります。

目安として、画面のリフレッシュレートに対してMovement Rateが2倍程度なら普通、3倍を超えるなら高めで、ゲーミングスマホなら5~6倍程度になることが多いです。

Widevine L1で、Amazonプライムビデオなどで高画質なストリーミング再生ができます。

ディスプレイの彩度や色温度は変更できるようになっています。

ダブルタップで画面オンオフなどのジェスチャー操作ができ、3本指でタスク切り替えや分割表示もできます。

ジェスチャー操作

縦向きでしか使えないアプリを横向きでも使えるようにするなど、タブレットの画面を活かした表示も可能です。

タスクバーでアプリを簡単に切り替えられます。

オフにすることもできます。

デスクトップでマルチウィンドウ操作できるPCモードも用意されており、キーボードやマウスを繋いで使えばノートPCのような形で使えます。

背面:ドデカいスピーカー&キックスタンド

背面はマット加工されており、指紋汚れなどが付きにくいです。

スピーカーがかなり大きく、出っ張っています。

ちなみに技適マークが書かれたシールが貼ってありますが、プリインストールされているバージョンだと技適マークの電磁的表示がないので、アップデートを済ませた後に剥がすと良いでしょう。

重さは777.1gです。

重さ
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スピーカー:9基で迫力あるサウンド

本体側面に4基のツイーター、背面に3基のウーファーと2基のパッシブラジエーターを配置したJBL製9ユニットスピーカーシステムを採用しています。

音量を上げても音割れせず、振動も小さめでした。

低音は背面のデュアルパッシブラジエーターが効いていて、タブレットとは思えない量感と迫力。

特にスタンドで立てて机の上で再生すると、背面のウーファーとパッシブラジエーターが空間に回り込んで低音の迫力が強まります。

ただ高音を担うツイーターが側面配置のためかボーカルや中高音は正面に定位しにくく、音がグッと前に出てくるというより横や周囲に広がるような鳴り方に感じられました。

スピーカー

Dolby Atmos対応で、スピーカー時は強制オンです。

Dolby Atmos

キックスタンドは自由自在に動かせて、縦でも横でも立たせられます。

キックスタンド

吊り下げる形でも使えるため、吊り具などに引っかけて使うこともできます。

置き場所のないキッチンなどで使うときに良さそうです。

手持ち

ポート:端にUSB-Cポート配置

Lenovo Tab Plus Gen 2のUSB Type-Cポートは正面から見て右下の端に配置されています。

45W急速充電対応の10,200mAhバッテリーを搭載しています。

バッテリー保護機能が充実しており、40~60%で維持したり80%までで充電をストップしたりできます。

また、最大容量や充電サイクルも一目で分かります。

電源ボタンや音量ボタンは背面左上にあります。

一般的なタブレットと違う配置で音量の上下が分かれていないこともあって分かりにくいので、慣れるまでは押し間違うことがあります。

加速度やジャイロスコープセンサーを搭載し、近接や磁気センサーは搭載していません。

指紋認証センサーも非搭載で、使えるのは顔認証のみです。

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性能:普段使いは快適

Lenovo Tab Plus Gen 2はMediaTek Dimensity 7400を搭載しています。

数字だけ見ると強そうですが実際はDimensity 1080から少しパワーアップした程度のミドルレンジなので、普段使いの動作は問題ないもののハイエンドに比べるとやはりゲーム性能は落ちます。

 

Geekbench 6ではパッケージ名偽装版 (=メーカーの不正ブーストの影響を受けない) でシングルコア1056・マルチコア3270、通常版でシングルコア1116・マルチコア3389でした。

大きな差がないため、パッケージ名判定での性能制御は行っていないようです。

パッケージ名偽装の必要性

AnTuTuをはじめとする有名ベンチマークアプリをパッケージ名で判別して、ベンチマーク中だけスコアをよく見せかけるため熱制御を緩めたり高クロックに固定したりとチート行為をするメーカーが続出しています。

通常のアプリ使用時とは異なる挙動であるため、「ベンチマークは良いのに他のアプリの動きは大して良くない」ということが起こります。

メーカー毎にブーストの挙動が違うので、ブーストされた結果で比較しても何の意味もありません。

そのためパッケージ名を変更して一般アプリに偽装し、ブーストされていない正しいスコアを出すことが重要です。

こちらの記事で詳しく解説しています。

Geekbenchのスコアとは?

背景ぼかしやテキスト処理などで使われる、CPUの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

普段使いの軽い作業にはシングルコア、重たいゲームなどにはマルチコアの性能が重要です。

シングルコアで1200、マルチコアで3000以上なら大抵快適に使えるでしょう。

ベンチマーク結果はこちらの記事にまとめています。

パッケージ名を偽装した3DMarkでのWild Life Extreme Stress Testではスコア1041→1036でした。

3DMarkのスコアとは?

Wild Life ExtremeはVulkan APIを利用し、3840×2160解像度のグラフィックでGPU性能を数値化するベンチマークです。

スコアが高いほどゲームなどで滑らかな3D表示が可能で、Stability (安定度) が高いと高い性能を長時間維持できるという意味になります。

あくまでもVulkan API使用時の汎用的な簡易指標でしかないため、これ一つでゲーム性能が決まるわけではありません。

ドキュメント操作など普段使いでのパフォーマンスを計測するPCMark Work 3.0 (パッケージ名偽装版) ではスコア13267でした。

PCMarkのスコアとは?

ウェブの閲覧、画像・動画の編集などでの処理性能がどれほどあるかを数値化するベンチマークです。

高いほど高速な処理ができますがバッテリー消費とのバランスも重要なので、スコアが低めだからといって悪いとは限りません。

10000以上あれば十分です。

CPDT Benchmarkで計測した結果はミドルレンジとしては十分な速度でした。

ストレージ性能とは?

シーケンシャルリード・ライトは大きなファイルのコピー時や動画エンコード・デコード時などに影響する読み書き速度です。

ランダムリード・ライトは細かなファイルの読み書き速度で、アプリ・ゲーム使用時はこちらの速度が重要です。

CPUの使用率が高い原神をパフォーマンスモード・すべての画質オプションを最高に設定・60FPS設定にした状態でナド・クライにて30分プレイしてSceneで計測すると、平均38.4FPSで1FPSあたり182mWの消費電力でした。

バッテリー温度は最大38.5℃程度まで上昇しました。

画質を落とせばある程度スムーズな動作でプレイできそうです。

電力効率と平均FPSとは?

1FPSあたりの消費電力が低いほうが電力効率が良いと言えます。

電力効率が良いとバッテリー消費が少なく、悪いと消費が激しくなってしまいます。

ゲームで電力効率が悪いスマホは他のアプリでもバッテリー消費が大きい傾向にあるため、バッテリーの減りが早いと感じることが多いです。

 

平均FPS (フレームレート) は、どれほど滑らかな表示を維持できているかを示し、高いほど良いです。

(細かく言うと平均FPSが高く、なおかつ「ジャンク」というちらつきが少ないほど体感の滑らかさが良くなります)

ゲーム性能を求める場合はLegion Tab (8.8″, 5)などを選ぶべきでしょう。

まとめ

  • 9基のスピーカーで迫力あるサウンド
  • スタンド内蔵で吊り下げも可能
  • 12.1インチ2.5K画面
  • 45W急速充電対応の10,200mAhバッテリー
  • microSDカードスロットあり
  • ゲーム性能はあまり高くない
  • 電源・音量ボタンが特殊で慣れが必要

 Lenovo Tab Plus Gen 2は「大音量・高音質で動画や音楽を再生したいけれど、別途Bluetoothスピーカーをつなぐ手間は省きたい」という方に向いています。

キックスタンド内蔵のおかげで他にケースなどを装着しなくても好きな角度で立てられますし、吊り下げて使うこともできるので設置の自由度が高いです。

2026/07/23現在公式サイトでは74,800円で購入できます。

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